お花見
そろそろお花見シーズンも終わり…
「歴史は眠らない」の2回目「江戸っ子と花見」によれば、
平安時代、貴族の間で行われていたお花見が一般庶民の楽しみとなったのは江戸時代で、吉宗が庶民のストレスを発散させるために、花見を利用した結果のようです。
C・W・ニコルさんいわく、
“日本人はみんなと同じ行動をするのが好きで安心する”と…
日本人の誰もが桜が大好きで、お花見をしているかのようですが、
本当にそうなのでしょうか…?
私は未だかつて、お弁当を食べたりお酒を飲んだりするような、
いわゆる「お花
見(宴会)」は一度もしたことがありません。
…人混みが嫌い、お酒を飲まない、食べ物への執着がない、そして花粉症…
私が特別変わり者かと思えば、意外にそうでもはなく、
身近な人たちに聞いた限りでは、お花見の経験はないという人が多いのです。
桜前線、開花情報、お花見風景、ことさらメディアで流すのも、
経済効果をもたらすからにも思えます。
桜の下で大騒ぎしている人の方が、案外、少数派かも知れません。
「野人等多く、風流ならず」…柳沢信鴻・『宴遊日記』
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