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COOL JAPAN …本(Books)

日本が書籍に関してレベルの高い国とは、薄々気付いてはいましたが、
やはり外国とはかなり違うようでした。

まず雑誌、東京の大型書店には5000種もあり、自由に立ち読みが出来る。
外国では、雑誌はもとより、本はなかなか立ち読みは出来ないらしい…

日本でも昔は、町の小さな本屋さんで長時間立ち読みすると、
すぐ近くでハタキが掛けられたり、咳払いされたりする。
それで、商店街の書店を梯子して、一冊を読み切る人もいた…
と聞いたことがあります。

販売員の手作りポップも、本の帯も日本的とか。

神田神保町といえば、昔から古本屋で有名ですが、その数、176店。
奈良時代から現代のものまであって、さながら博物館のようです。

和綴じ(とは言っても中国から伝えられた方法ですが)の古書も、
自由に手にとって見られるから驚きです。

次に、自費出版の同人誌即売会、50万人集まるというから、これまた驚き、
日本には色んなオタクの人がいるのでしょうね。

ブランド本(ブランドとコラボレーション)はカタログで、
科学雑誌も本とは違う、との意見もありました。
私も、雑誌や週刊誌やコミックまで、本と呼ぶのには抵抗があります。
古いでしょうか?

“日本人は本を大切にする。図書館の本でさえ、きれい…”との声も。
そうかも知れません。
大切な本なのに、ページの角を(栞代わりに)折った跡に気付くと、
貸したことを後悔しますから…

日本の本で、特筆したいのは装丁でしょうね。
ブックデザイナーの祖父江慎さんを取材していましたが、
祖父江さんの頭の中はきっと宇宙、アイデアは無限なんでしょうね。

表紙だけでなく、本の形、素材、紙質、色、文字のフォントにもこだわり、
それぞれの種類だけでも、外国とは比較できないそうです。
特に色彩には敏感で、ネズミ色だけでも100種類もあるとか…

今回のベスト・オブ・クールは、日本の装丁でした。
本に限らず、生き残る為に、あらゆる努力をしている国なのかもしれない。

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