「たった一人のあなたへ ~『蟹工船』小林多喜二のメッセージ~」
「歴史秘話ヒストリア」は「知る楽」と重なるので、
ほぼ毎回、録画して観ていますが、
今回の、「たった一人のあなたへ~蟹工船』小林多喜二のメッセージ」は、
中々良かった方だと思います。
時には、首を傾げたくなることも、無きにしもあらずなので…
プロレタリア作家の小林多喜二の作品は、
十代の頃に一度は読む類のものなので、私も御多分に洩れない一人でしたし、
家にまだ何冊かは残っている筈ですが、
平和ボケの時代であっても、“まさか?”ではなく、“さもありなん”
と、強い憤りを覚えたものでした。
多喜二と言えば、作品の内容もさることながら、
特高によって拷問虐殺された遺体の写真(母親や仲間に囲まれた)が浮かびます。
何度も何度も見た写真なのに、
母親の「みんなのため もう一度立たねか」のナレーションには、
不覚にも、涙を流してしまいました。
ここ数年来、『蟹工船』がブームになっていたことは知っていましたが、
昨年、映画化もされていたとは初耳でした。
また、フランス、中国、韓国等で翻訳されているとのことですが、
今までされていなかったことの方が意外です。
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コメント
名が残っている人たちの他に、一体どの位の人が特高に虐殺されたのでしょうか?
頭が良すぎるのも生き難いのでしょうが、katarohinaさんと違って、私のように頭が悪いくせに、つむじ曲がりなのも、生き難いものなのですよ。
投稿: Michi | 2010年2月26日 (金) 14:13
まさに偶然ですね。というよりこの時期なんでしょうか。あの写真は、多喜二というと目に浮かびますね。高知にも似たような人がいて槇村浩といううんですけど同じく特高によって殺されてるんですよ。天才というか神童という人だったということですが頭がよすぎるというのも生き難いモンなんですね。でも今となっては、ほんの少しでいいから雫でいいから降りかけてもらいたいと思います。もう遅すぎるかな。
投稿: katarohina | 2010年2月26日 (金) 11:02