『お伽草紙』の製本
青空文庫からダウンロードしたものは、
いつも、一太郎で縦書きに直してから読んでいて、
その内の一部はプリントアウトしてあるのですが、
その中でも、処分したくない太宰治の『お伽草紙』を製本しました。
製本と言っても、背をボンドで固定し、表紙を付けただけの簡単な方法です。
本当は本式の製本や和綴じなどにも挑戦したいのですが、
不器用なゆえに自信がなくて、いつもこの方法になってしまいます。
A4用紙を縦割りの両面袋とじ印刷ですが、新聞紙のような方法ではなく、
先頭用紙は片面印刷(1ページ目)で、その裏側が2ページ目と3ページ目、
もう一度返して4ページ目を印刷する方法です。(説明が下手で御免なさい)
従って、出来上がりサイズはA5になります。
この方法ですと、製本の際、揃えて裁断する必要がありません。
フォントは12ポイント明朝体です。
表紙は、きものの余り切れをスキャナでパソコンに取り込み、
色を好みのブルーに加工して題字を入れました。
題字と著者名は隷書体ですが、古さを表すため敢えて右からに…
ウ~ン…でもこれ、どう見ても、本と言うよりノートですよね…
表紙が光沢紙で、サイズが中と同じだから…
せめて板紙を芯にして渋い柄の和紙などで作れば良かったのですが、
いつもの通り有り合わせで作ったものだから…
それにしても、いい歳してお正月早々こんなことしているなんて、
暇人というか、我ながら情け無いです。
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