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東京国際キルトフェスティバル 2010

早いですね…
今年も、「東京国際キルトフェスティバル~布と針の祭典2010~」が開催中です。
9日間で25万人が訪れるとか…しかも、ほとんどが中高年の女性みたい…
オバサンパワーの凄さ!
(番組のゲストは八代亜紀さんと相田翔子さん。)

9名のプロのキルト作家による「ようこそ!マイルーム」、
どれも素敵でしたが、やっぱり私は、フランス出身の林アメリーさんのお部屋です。
和布を使った林アメリーさんの作品は前から好きでしたから。

「技とこころ 韓国の名匠 金海子さんの“タビ”」
私には絶対真似できない伝統の技に感服!

「ステッチに想いを込めて~アレンタウン美術館の名品キルト~」
アメリカのキルトって、色彩が単純で、デザインもパターン化されているように
いつも感じます。

「新作キルトの競演~流れるものは美しい 風・水・光~」
どの作品も本当に素晴らしかったです。
デザイン、素材、色彩、どれを取っても、アメリカの伝統的なキルトとは違って、
繊細で芸術作品そのものです

「特集企画 藍の美 ジャパン・ブルーの世界」
藍染めの生地を使った黒羽志寿子さんのキルトが素晴らしかったです。
黒羽さんは、
“最後の作品は、これまで作った作品の端切れを全部使い切ったものにしたい”
という黒羽さんの言葉は印象的でした。
その気持ち分かります!

「生命の木・ツリー」をテーマに、
「おしゃれ工房」で募集した「パートナーシップキルト」の数は、
1,1052枚!…それを全国のボランティアによって、94枚のキルトに仕上げられました。
(会期中にチャリティー抽選を行い純益は、
今年はハイチへの救援金に充てるそうです。)

「第9回日本キルト大賞」の各部門の受賞作品が紹介されましたが、
大賞は、「Fly me to the moon」でした。
大胆でCGで描かれたSFの世界のようであり、色調を押さえた日本画のようでもあり…

私が一番気に入った作品は、フレンドシップ賞の「いそがし日和(びより)」でした。
母の世代の婚礼当日…まるでタイムスリップしたような心地よさ…
やっぱり歳ですね。

<公式サイト>
http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/index.htm

こちらで受賞作品が見られますよ。(歴代の受賞作品も)
http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/9/

<会場>
東京ドーム
<会期>
2010年1月15日(金)~23日(土) 9日間
10:00AM ~ 6:30PM (初日11:00AM 開場/最終日6:00PM 閉場)
※入場は閉場の1時間前まで

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