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COOL JAPAN …ロボット(Robots)

2010年初のクールジャパン、テーマは「ロボット」でした。

まず、「お好み焼ロボット」などの色んな種類の「産業用ロボット」や、
医療・介護を目的とした「ロボットスーツ」が紹介されたあと、
AIBOやASIKMOの話題も上がって、日本の技術には驚嘆しながらも、
二足歩行の人型ロボットに関しては、一部の欧米人から否定的な意見が出ました。

それは「人を作るのは神のみ」というキリスト教的考え方からで、
“人型ロボットが進歩すると、やがて人間はロボットに支配されるのでは…?”
と言うのには驚きました。
“いくらロボットが進歩しようとも、コントロールするのは人間なのだから…”
とは考えないのでしょうか?
インドの男性が言った、“クローンとロボットは別だから”
にも納得できないようでした。

SFの世界じゃあるまいし、その発想には無宗教の私は理解に苦しみますが、
進化論も否定しているらしい宗教なので仕方ないのかも…
“あなた方こそ、宗教にコントロールされているのでは…?”
と思わずにはいられませんでした。

次に、毎年違うテーマで学生が戦う「高専ロボコン(ロボットコンテスト)」
の模様が紹介され、17~18歳の少年達の研究に感心しつつも、
やはり一部の女性からはブーイングが…
“一つのことにのめり込むのは問題がある…”とか、
“睡眠時間を削って打ち込むのは良くない…”とか、
“別のことをした方が良いのでは…”等々…
私は夢中になれるものがあるということは素敵なことだと思いますが、
外国人は(特に女性は)必ずしも、そうは思わないようですね。

そして、大阪のからくり人形師・東野進さんから、
「からくり人形」の「茶酌娘」「文字書き人形」「甲冑弓射り人形」が紹介されましたが、
人型ロボットの原型とも思えるのに、“素晴らしい、芸術的”と一同賞賛。
やはり伝統のものに国境はないのでしょうね?

「お好み焼ロボット」「ロボットスーツ」「高専ロボコン」「からくり人形」
の中から選ばれたベスト・オブ・クールは、「ロボットスーツ」でした。
意思でコンピューターが作動するのですから驚きです!

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* 「クール・ジャパン」(NHK)」カテゴリの記事