柏鵬時代
先日、何気なくテレビをつけたら、
「日めくりタイムトラベル 昭和36年」という番組をやっていました。
私が見ていたのは、30分ちょっと…
後で番組欄を確認すると、3時間番組でした。
ちょうど、「柏鵬時代」についてやっていて、
若かりし頃の柏戸関(富樫剛)と大鵬関(納谷幸喜)の、
懐かしい写真や、映像を見ることが出来ました。
大鵬が色白で美男子だったことは有名ですが、
20歳前後だった当時のお二人は、細くてお腹も出ていないし、
筋肉質で、顔も品があって、とても美しいお相撲さんだったから驚きました。
小学生だった当時、男の子たちのように、相撲に関心はありませんでしたが、
大鵬が「巨人、大鵬(本人は不満だった)、卵焼き」と言われ、
大変な人気だったことは、もちろん知っていました。
でも、柏戸が、「大洋、柏戸、水割り」と言われていたことは初耳で、
亡くなられていたことも知りませんでした。
知らないと言えば、大鵬のお父さんがロシア人ということも…
角界に入られた切っ掛けは、どちらもスカウトですが、決めた理由は、
母子家庭で貧しく、子供ながら家族を養わなければならなた大鵬関は、
「お米を、お腹一杯食べられるから」で、
果樹園を営む裕福な家庭の柏戸関の方は、温和しい性格でしたが、
「農業より、楽だから」だったそうです。
「出世するまで帰るな」と言った昔の親に対し、
今の親は、「辛かったら帰っておいで」と言うらしいですから、
ハングリー精神など、あるはずも無いです。
柏鵬時代と言って思い出すのは、小学校の修学旅行の時のこと、
薬師寺で、説明してくださった御坊さんが、
「…白鳳時代…私は柏戸のファン…」
とユーモアたっぷりに話されたことです。
高田好胤さんだったかどうかは分かりませんが…。
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