7月1日の自治記念日に、教会青年部はカヌー遊びを計画します。
カヌーの練習の日、フェリックスはイジーに、
“友達から一段階進みたい…”と、キスを迫って拒否されますが、
エルバートとドニーから成果を問われて見栄を張り、
“『沈黙は金』という諺を知らないのか?紳士は軽々しく喋らないんだよ。”
と言ってしまったことから、イジーは町中の噂になってしまう…
スチュワートも、フェリシティに再度プロポーズしますが、
“…まだ時間が掛かるの…”と…またしても断られます。
ジャスパーは、ケンブリッジ大学教授の友人からの願ってもない仕事の依頼を、
オリビアに言い出せずにいました。
自治記念日当日、
なにかと話題の多いキング家は、噂好きのご婦人方の格好の的で、
フェリシティは気にしますが、母のジャネットは、
“人が何と言おうと、ほっとけばいいのよ。
そんなもの気にしてたら、ほんとにやりたいことも出来ないもの…”と諭します。
イジーに無視され続けたフェリックスが、咄嗟に、レイチェルのメガホンを奪って、
町中の人に、イジーの潔白を訴えたことから、イジーの怒りは頂点に達し、
フェリックスのどんな言葉にも、イジーには許しませんでした。
気持ちの行き違いがあったオリビアとジャスパーは、夫婦の愛を再確認し、
フェリシティも、母や叔母オリビアからの助言から、
スチュアートの求婚を受けることに…

フェリックスとイジー、フェリシティとスチュワート、オリビアとジャスパー、
3組のカップル(+レイチェルとピエール)のそれぞれの愛の行方でしたが、
真面目で潔癖なイジーなだけに、かなり頑固です。
“…本心から謝ったことにはならない。
口だけじゃ駄目なのよ。何とでも言えるもの…”
どうしたら怒りは解けるのでしょうか…?
カヌーの上でスチュワートが指輪を差し出してプロポーズした日は、
何日前だったの…?
ルビーの指輪を外した時、早い…イヤ~な気がしました。
もう少しガスを待って欲しかったですよ。
青年部の集まりの時にはいたのに、
自治記念日当日、町の中心人物とおぼしきヘティの姿がなかったのはなぜ…?
<大人たちの名言>
「…女の子だって、男の子とやっぱり同じよ。ほとんど変わらないわ。
…つまり、理想を言えば、正直で、礼儀正しくて、自分を大事にしてくれる人、
それに、もちろん、ほら、優しくて紳士的な思いやりのある人ね。
愛情があって、でも…やっぱり、女の子も自信がないのよ。
相手の気持ちが本物かどうか、確かめたいの…」(ジャネット)
「結婚生活っていうのは、他から見ただけじゃ判らないの。
一見、全然合わないように見える夫婦が、お互いに心から愛せ合って、
満足してることだってあるんだし、逆に、一見幸せそうに見える夫婦だって…
本当は、お互いに、ちっとも…ちっとも、本当は…
お互い満足し合ってないことだってあるのよ。(泣く)」(オリビア)
「…若い頃は、つい、馬鹿なこと言ってしまうのよ。
どうしても、仲間内で見栄を張りたいもんだから…
男の子は、ある意味で可哀想だわね。…だからね、人はよく考えもせずに、
迂闊なこと言ったり、やったりしてしまうのよ。」(ミュリエル)
「女の子に恥をかかせるのは、男として最低だぞ。
相手にだって、名誉もあれば、体面もある。
それを尊重出来んなら、相手に信じちゃもらえんだろう。」(アレック)
「…人っていうのは、やっぱり、一人じゃ生きられないものなのよ。
お父さんがいてくれるから、あたしは悲しいことがあっても乗り越えられるんだし…」
(ジャネット)
「いずれにせよ、道は二つしか無いんだもの。
悲しみを何とか乗り越えて、力強く生きてゆくか、
又は、悲嘆に呉れて、未婚のままで生きるかね。」(ビューグル夫人)
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