「ないしょの内職」
イライザおばさんは、ダニエルを連れて従姉妹のところに…
フェリックスはホテルの仕事(学校は?)
そして、アレックは「プリンス・エドワード島騎士団」の集会へ…
(フェリシティはダルハウジー医科大学、セシリーはサナトリウム)
一人きりになったジャネットは、手持ち無沙汰から、
内職斡旋の広告に目が留まり、応募してしまいます。
忘れていた頃、野球ボールの材料と、頼んでもいないミシンが届きますが、
アレックには言い出せません。
と言うのも、事業の広告に興味を示したフェリックスに、
「広告を鵜呑みにして引っ掛かるのは、疑うことを知らない間抜けだけ。
欲の深さを利用した悪質な詐欺で、金はいかさま師の懐に入ってしまう。
この手の詐欺は引っ掛かる方がバカなんだ。」
と言っていたから…
ミシンが不良品だったことから、アレック見つかってしまい、
散々叱られたジャネットは、斡旋所に抗議の電話を入れますが、
言葉巧みに、洗剤の販売を勧められてしまう…
その洗剤も不良品だったことから、怒ったジャネットが電話をすると、
逆ギレした斡旋所のカーン・タイシーは、代金の取り立てに行くと脅す…
「信念は岩よりも硬く」「友愛の心は山より大きい」の合言葉と、
子供染みたサインの「プリンス・エドワード島騎士団」、
でも、内容は農家の自治会のようなもの。
(「カナダ貴婦人会」は、自治会の婦人部ですけどね。)
フェリックスに「なぜ秘密にするの?」と質問され、一瞬詰まりながらも、
「そういうものだから…昔から」と答える大人達…
結局、ヘティの言うように、
「男の人は全く子供なんだから。何が秘密結社ですか。
誰もそんなもの問題にもしてはいませんよ。」なのでしょうね。
<名言>
「まったく、独りごと言うほど惨めなものって無いわね。
…ハァ~馬鹿みたいだわ。」(ジャネット)
「いえ、大賛成よ。是非、おやんなさいな。
フン、仕事を持っているのは、誰にとってもいいことですもの。
フン、お金が入るのは、もっといいし…ハハハ」(ヘティ)
「我が子が大人になるのを見るのは、
嬉しいようで、やはり寂しいもんだよ。」(アレック)
「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第72話「ないしょの内職」(Fools and Kings)より
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コメント
そう、この回もかなりドタバタでした!
騎士団の団長に褒められて喜ぶヘティが可愛かったですよね。
ヘティも女性、おだてには弱いってことですね。
投稿: Michi | 2009年10月 2日 (金) 20:30
この回は結構ドタバタした話でしたね!
カーン・タイシー を 皇太子と聞き間違えたり・・ヘティたちの浮足立ちっぷりが、面白かった記憶があります。
でも最後は、騎士団はきちんと愛する家族のジャネットを守りましたね(笑)
michiさんのブログを読んでいると、何年も見ていないのに、ストーリーを思い出せるので楽しいです☆☆
投稿: I LOVE アボンリー | 2009年10月 2日 (金) 17:48