COOL JAPAN …月(Moon)
今回のテーマは「月」。
月から連想されるのは?の質問に、
「ウサギ」「セーラームーン」「お月見」等々の答えがありましたが、
なぜか、私が真っ先に浮かんだ「かぐや姫」は無かったです…
月から受けるイメージは、西洋も東洋も幻想的で神秘的。
それ故西洋では、ネガティブで不吉、孤独といったものとして捉えられているという。
でも、東洋では逆で、インドネシアでは、
月は、闇夜を優しく照らしてくれる女性のイメージだそうです。
狼男より、こちらの方が素敵ですね…私も東洋人の一人ですから。
農耕民族の日本では、日ごと美しく姿を変える月に宇宙を感じ、
親しみを込めて「お月さま(さん)」と呼んだりしますよね。
月を歌った歌も多いですよね。
「~上弦の月だったけ 久しぶりだね 月見るなんて~」
私も月にロマンを感じ眺めるのが大好きで、子供の頃は、
「お月さまいくつ 十三七つ まだ年は若いね~(その先は知らなかった)」
と歌ったものでした。
今も一番好きな童謡は「朧月夜」ですし。
ところで、「月見蕎麦」は「田毎の月」をイメージしているそうですね。
卵を月に見立て、表面の薄い膜は薄雲、カマボコは山々、
三つ葉やホウレン草は森、刻み海苔は夜空…
でも外国では、「何かに見立てる」ことがないらしく、
蕎麦と月にしか見えないとか。文化の違いだから仕方ないですが…
「臥龍山荘」や、月見のために工夫を凝らした日本建築自体は
素晴らしいと評価しも、太陽も月も、戸外で何気なく見るものなのだからと、
そこまで、こだわって月を見ることに対しては、「自然じゃない」と評価は微妙でした。
これも文化の違いですから仕方ないですね。
番組でも紹介されましたが、お月見には、ススキや秋の花を飾って、
上新粉で作ったお月見団子を供えたりしますが、
忘れてならないのが里芋…別名「芋名月」ですからね。
月見団子と言えば、「へそ餅」という名の、私の地方独特のお餅があって、
子供の頃は見たことが無かったのですが、初めて見た時は退きましたね。
「月をモチーフにした商品」「お月見」「日本建築・月を楽しむ工夫」「月光写真」
ベスト・オブ・クールは、「日本建築・月を楽しむ工夫」でした。
今年の「中秋の名月」は、10月3日(十三夜は30日)、
お月見、出来るかしら?
| 固定リンク
最近のコメント