「趣味悠々」…(2)
趣味悠々「山で元気に! 田部井淳子の登山入門」(10回シリーズ)
昨夜は、燕岳登山の後編。
雨の中を登って燕山莊(えんざんそう)一泊、
残念ながら翌日も雨…今年は梅雨が長引きましたからね。
午後、ようやく雨が上がり、花崗岩の燕岳登頂を果たしたのですが、
眺望は望めず残念!予定を変更して、もう一泊。
でも下りも雨でした。
「木曽駒が岳」の時も激しい風雨のため「勇気ある撤退」を余儀なくされました。
番組の趣旨としては、悪天候の登山体験も意義があったでしょうが、
北アルプス初登山のルー大柴さんにとっては、お気の毒でした。
私は、突風に耐え咲いている「コマクサ」を目にして、
自生する花の強さ以上に、人(登山者)の優しさを感じました。
昔、コマクサやミヤマオダマキなどの高山植物は、
盗掘により絶滅の危機にさらされている、と聞いたことがありますから。
「コマクサ」「ミヤマオダマキ」「ウスユキソウ(エーデルワイス)」は、
憧れのまだ見ぬ花なのです。
花と言えば、前回の白い花の名前が確認できました。
「ギンリョウソウ(銀竜草)」という名で、高山植物ではなく、腐生植物でした。
アルビノとは違いますが、色素のない不思議な花…
よく言えば神秘的、悪く言えば不気味…別名が「ユウレイタケ」ですから。
↑左から
「ギンリョウソウ(銀竜草)」 シャクジョウソウ科の多年草。別名ユウレイタケ。
「コマクサ(駒草)」 ケマンソウ科の多年草。
「ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)」 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
「アオノツガザクラ(青の栂桜)」 ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。
次回は、いよいよ「富士山」の前編です。
田部井淳子さんは、世界的なアルピニストなのに、
少しもそのような態度を見せないところが素敵です。
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