『言いだしかねて』
『言いだしかねて』
~父、太宰治 そして 愛、家庭を語る太田治子対談集~
思わせ振りなタイトルですが、太田さんが語っていた内容は、
エッセーで読んだものばかりだったので、新鮮味を感じることはありませんでした。
でも、対談者の話に関しては面白く読むことが出来ました。
特に、御自身も激しい生き方をしてきただけに瀬戸内寂聴さんの考え方は、
違いますね。
さすが、伊藤野枝のことをを書いた(『美は乱調にあり』)人ですね。
<初出一覧>
青木雨彦 二人だけの「桜桃忌」 『潮』 S56/6
灰谷健次郎 父に似ている自分が怖い 『幼児と保育』 S55/6
角川春樹 父というものを痛感させられたとき 『シグネチャー』 S56/9
今江祥智 「ごっこ」の取れた優しさとは 『COOK』 S56/4
五木寛之 九州の血が流れるシャイな作家(ひと) 『キング&クィーン』 S55/5
古井由吉 愛の形における男女の違い 『青い鳥』 S51/9
落合恵子 自由に自分を生きる 『出会い』 S57/7
笹沢左保 素晴らしい恋は一生に五回する 『COOK』 S56/11
倉本聡 夫婦の関係はいいドラマ作りと同じ 『COOK』 S55/12
菅原文太 結婚は修羅場のようなもの 『週刊朝日』 S54/11/16
澤地久枝 誰かがあなたの心をノックしたら…… 『COOK』 S56/2
瀬戸内寂聴 情熱の切れっ端でなく、全身全霊で生きて欲しい 『COOK』 S56/5
立松和平 女の勝負、男の断念 『アイ』 S54/12
山田洋次 空腹のときのおにぎりと豚汁、そんな映画を撮りたい
『シグネチャー』 S57/3
窪島誠一郎 「みなしご」でしか見えない絵 『COOK』 S56/12
南育代 晩ご飯食べて星を見るカントリーライフ 『COOK』 S55/7
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