はやし歌
はやし歌にも色々ありました。
「みっちゃん みちみち…」に似ているものに、
「かっちゃん数の子 ニシンの子…」というのがあって、
名前の頭に「か」が付く子に対して歌うのですが、
この先があったような気もするし、無かったような気もします。
泣いていた子の機嫌が直ると、
「今泣いたカラスが もう笑った~」とはやすのですが、
せっかく機嫌が直ったのだから、また不愉快にさせることもないのにね。
それに、なぜカラスなんでしょう?
小学校などで、悪戯したり何か失敗したりすると、すかさず歌うのが、
「あ~らら こらら 先生に言ってやろ~」でした。
子供なので仕方ないのですが、幼稚というが単純というか…
喧嘩した時には、
「お前の母さん出べそ…」とはやすのですが、この先の歌詞は分かりません。
何処にも根拠が無いのに当然の如く歌うのです。
喧嘩の相手が太ってる子の場合は、
「デブデブ百貫デブ 車にひかれてペッチャンコ…」
これも続きは分かりませんが、いくら喧嘩とは言っても、
思い遣りのかけらも無いですよね。
こういうのを言うのは、ほとんど男子でしたが、
喧嘩と言うより、一種の言葉遊びだったのでしょう。
言われた方は不愉快だったでしょうが…
ことば遊びで、しっかり覚えているのがあります。
「あのこ赤い 赤いはリンゴ リンゴはうまい うまいはバナナ
バナナは高い 高いは電柱 電柱は光る 光るはオヤジのハゲ頭
(又は、高いは2階 2階は落ちる 落ちるはカミナリ カミナリは光る
光るはオヤジのハゲ頭)」
というものですが、
「あの子の赤」が、頬の色なのか、服の色なのか、疑問に思っていました。
それに、どういうわけか、はやし歌の最後は「光るはオヤジのハゲ頭」なのです。
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