『「甘え」の構造』
精神分析医・土居健郎さんの訃報を知りました。
享年89歳だったとは…ずっと、もっと昔の人と思っていましたが。
土居健郎さんと言えば、『「甘え」の構造』が浮かびます。
すっかり忘れていましたが、私も昔、確かに読みました。
でも、全く記憶にないのです。内容も、読む切っ掛けも、なにもかも…
“絶対どこかにあるはず…”と本棚を探してみたところ、
亀井勝一郎や、倉田百三、エーリヒ・フロムの本などと一緒にありました。
変色してしまった箱から取り出すと、
裏表紙の内側に、1973・6・4 と書かれてあったけれど…36年前とは!
それにしても、何も覚えていないだなんて、本当に自分が情け無い。
土居健郎さん、こんな私をお許しください。
約束は出来ませんが、いつの日か読める時が来ることを願っています。
最後に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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