「生きていた母」
ハリファックスの医科大学に進学したフェリシティは、
町で偶然、ガスを見掛けます。
でも、ガスは、若い女性と一緒でした。
怒ったフェリシティは、ガスの居所を突き止め、
ルビーの指輪を一方的に返してしまいます。
一緒にいた女性は、ガスがお世話になっている船長の妻でした。
仲直りした二人は、記憶をなくした花売り女に出会います。
ガスの指輪を見た女は、ガスをイジーケル・クレーン船長と思い込みます。
女の名前はイライザ…
“イライザは母親では?”と直感したガスは、真実の手懸かりを得るため、
イライザを連れ、フェリシティと一緒にアボンリーに帰りますが…
以前にも書きましたが、「生きていた母」には矛盾がいっぱいです。
ガスがはめていたルビーの指輪を見て、
花売りのイライザが「イジーケル…」と言うのは辻褄が合いません。
指輪は、船長が第22話「海賊の金貨」で見つけた宝物の一つだからです。
もしクレーン船長がガスの父親だったなら、ガスの顔を見たイライザが、
船長と間違えたなら納得出来ますが…
ガスが初登場した時、アレックは“島の人間では無いな”と言っていました。
アボンリーの事なら何でも熟知している筈のキング家の人なのに、
ヘティが今になって、“そう言えば…エイブ・パイクの奥さんは…」
と言出すのも変です。
他にも矛盾はありましたが、
物語の世界ですからね、深く考えない方がいいのでしょうね。
<ヘティの名言>
「苦しい時に、頼るだけが愛じゃないわ。そうでしょ?」
「あなたのお母さんは、亡くなってしまったのよ。
そうでなきゃ、どんなにいいか知れないけど、過去に囚われないで、
自分の人生を生きなきゃ。」
~関連記事~
「生きていた母」(1)・(2)・(3)(カテゴリーFelicity and Gus)
「ルビーの指輪」、「ガス・パイクの謎」
「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第66話「生きていた母」(The Return of Gus Pike)より
| 固定リンク
「* 「アボンリーへの道」」カテゴリの記事
- 「赤毛のアン」(2015)(2020.11.10)
- 「アンという名の少女」(2020.11.02)
- 「アンという名の少女」(2020.10.26)
- 「アンという名の少女」(2020.10.20)
- 「アンという名の少女」(2020.10.19)
最近のコメント