『絶望するな ダザイがいる~太宰治「人間失格」誕生秘話~』
明日は「桜桃忌」…
6月19日は太宰治の誕生日であり、遺体が発見された日でもあります。
1909年(明治42年)生まれの津島修治さんですから、生きていれば100歳。
なぜ山崎富栄と、玉川上水に入水自殺したのか、今一つ分かりません。
芥川龍之介に心酔していたから…?
もしかしたら、当人にも分かってなかった…?
太宰治と言えば、中・高校生の頃に好んで読む本で、
御多分に洩れず私も読みました。
それらの本たちは処分されることなく、本棚の何処かで眠っているのですが、
それは、遺してくれた多くの作品の中の一部に過ぎません。
今からでも、少しずつ読みたい…先ずは『お伽草紙』が読みたいです。
昨夜、「歴史秘話ヒストリア」という番組の、
『絶望するな ダザイがいる~太宰治「人間失格」誕生秘話~』
を見て、彼がなぜ文学に親しむようになったか、
心底、芥川龍之介に傾倒し、是が非でも「芥川賞」を取りたくて、
様々な根回しをしたことや、結局取れなくて絶望していったこと、
そもそも、なぜそれ程まで「芥川賞」が欲しかったのか、
など、今まで知らないエピソードもあって、興味深く見ることが出来ました。
『その時歴史が動いた』の後番組の「歴史秘話シストリア」は、
案内役の渡邊あゆみアナウンサーの語り口が大変聞きやすく、
忘れない限り見ていますが、以前放送された、明治の初めに、
初めて自らの手で西洋風の髪型にした横浜の女の子のエピソードは
大変面白かったです。
副題もユニークで、前回は、
「親父!いいかげんにしてくれよ!~信長に振り回された家族たち~」でした。
次回は、「俺たちは“負け組”じゃない!~奮闘!坂本龍馬と亀山社中~」
今から楽しみ…
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