『お伽草紙』
太宰治の『お伽草紙』を、図書館で借りるつもりでいましたが、
“そうだった~青空文庫があるじゃない!”と思い出し、
ダウンロードしたまでは良かったのですが、読み難いの何のって…
歴史的仮名遣いは、大丈夫ですが、漢字が読めない…
たまに、やたら画数の多い旧字体の漢字が使われているのです。
昔の人は、難しい漢字を書いていたのですね。
私が知らな過ぎるのでしょうが…
これでは、文庫本を買って読んだ方が良さそうとも思えますが、
こちらが本来の太宰治と、安易を選択しない様に決めました…
取り敢えず、パソコンのままでは読みにくいので、プリントアウトしました。
製本はまだして無くて、クリップ留めの状態ですが、
分からない漢字は調べたり、無視したりしながら、読んでます。
順番は気にせず、今読んでいるのは「カチカチ山」…
兎は美少女、狸は中年男という発想が面白い。
「お伽草紙」は児童文学では無いから当然ですが、
なかなか本題に入らないのですよ。
いつ読み終えることでしょう…
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コメント
長野まゆみさんの著書は読んだことありませんが、昔、文学作品や児童図書の初版本ばかりを集めた「名著復刻」(ほるぷ出版社)を購入しましたが、漢字が解らなかったです。一年前の「宮沢賢治展」で見た賢治の手紙等も、読めない漢字ばかりでした。昔のインテリは凄いですよね。でも、「カチカチ山」は読みやすかったですよ。
投稿: Michi | 2009年6月26日 (金) 13:47
長野まゆみさんで鍛えてあるからと僕も挑戦してみましたが読めない漢字が多いです。こんな難しい字を日常に読み書きしていたと思うと日本人の基礎学力というか教養というか凄かったんですね。何でこんなに希釈されてしまったんでしょう?
投稿: katarohina | 2009年6月26日 (金) 02:09