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COOL JAPAN …明かり(Lights)

今回のテーマは「日本の明かり」。

「明るい街」
海外から来られた外国人は、日本の(大都会の)夜の明るさに、
驚かれるそうですが、電力の無駄遣いでは?との声もありました。

一方で省エネやエコロジーを唱えながら、
一方では大量に消費しているのですから、矛盾を感じてしまいます。

商店街の過剰な電飾には目が眩みますが、
街灯は防犯上必要、明るい夜が、犯罪防止に役立ってる事は確かでしょう。

「蛍光灯」
日本人にとって、蛍光灯の明かりは当たり前ですが、
外国人には、
“目が疲れる、頭が痛くなる、気分が悪くなる、
学校(又は職場、病院)を思い出す…”そうです。

日本人は、夜も昼と同じ仕事や勉強をするせいでしょうか?
日本人は、夜も昼間の明るさを求め、
外国人は、夜は夜に相応しい安らぎの明るさを求める様でした。

子供の頃、薄暗い中で本を読んでいると、
親に「目が悪くなる」と注意されたものでした。

ターシャさんも、薄暗い中で絵を描いたり編み物をしていましたが、
外国人の方が目が強いのでしょうか?

「夜景」
よく100万ドルの夜景などと、夜景を観光に利用していますが、
変わり者のせいか、特別見たいとも思いません。

フィンランド出身の男性が、“日本にいる理由の一つが、日本の夜景。”
と話していましたが、オーロラや白夜の方が幻想的なのに…
無い物ねだりでしょうか。

ライトアップされた夜桜や、色とりどりの光に包まれたナイアガラの滝も、
観光客誘致の為には仕方ないとは思いますが、
月明かりに照らされた桜や滝の方が、はるかに神秘的で美しいのでは。

「和ろうそく」
和ろうそくの炎が、洋ろうそくに比べ大きいのは、灯心が太いからなのでしょうが、
それ自体が芸術で、点さなくても充分美しい姿をしているのに、
勿体なくて、綺麗な絵が描かれている和蝋燭には点せないですよ。

今回の best of cool は、「夜景」でした。

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