「レースの栄冠」
収穫祭が近付き、バザーに出品するキルトの仕上げに忙しいジャネット…
収益金が学校の図書購入に使われると知ったイライザおばさんは、
「こんな見事なキルトを売るなんてもったいない。
何時間もかけて作ったのに…
…何だって、そんな回りくどいことするのか、まったく気が知れないね。
キルトを縫ったり、ジャムを作ったり、パイを焼いたり、わざわざ苦労して、
ただお金を寄付して、本を買えば済むことじゃないの。
…まったく、馬鹿らしいったらありゃしない。」
私もイライザおばさんの意見に同感。
でも、寄付金を募っても、集まらないのですからね。
手作り品を買うのは歓迎でも、出来れば寄付はしたくないのが人情ですから。
結局、イライザおばさんは、他人にやってしまうのが惜しくて、
キルトを自分で買ってしまいました。その気持ち解りますよ。
一方フェリックスは、10ドルの賞金が出ると聞き、
プリンスと障害物競馬に出たいと言い出します。
(フェリックスって、“儲け話”に目がないのですよね。)
いつもは息子に甘いジャネットですが、
何故かレースには、“ダメ!”の一点張り…
父アレックとトレメインさんという強い味方を得たフェリックスは、
母に内緒で練習に励むのですが…
もう一人、レースの勝敗にこだわる人物がいました。
イジーの父、クライブ・ペティボーンです。
帰省中のアーサーが心配する中、愛馬アナベルとの練習に余念がありません。
「フェリックス&プリンス」対.「クライブ&アナベル」の勝敗に、
新しい鞍を賭けたアレックとクライブ…
アボンリーの人達って賭けが好きですよね。
ところで、アボンリーの収穫祭なのに、
ヘティもオリビアもレイチェルも、いませんでした…?
「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第58話「レースの栄冠」(The Great Race)より
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