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晴れるかと思われた昨日の雨も、午後になって本降りに戻りました。
今日も朝から激しい雨、今は止んでいますが、予報では明日も雨マーク。

でも、雨の日は好き、気持ちが落ち着くから…

八木重吉には、雨の詩が多くあります。
私が好きなのは、詩というより一人言みたいな次の詩です。


窓をあけて雨をみていると
なんにも要らないから
こうしておだやかなきもちでいたいとおもう

雨を見ていて、穏やかな気持ちになれる人…
その人(重吉)が、優しい人だからでしょう。

ところで、「あめの 日」という題の詩があります。

しろい きのこ
きいろい きのこ


あめの 日
しずかな 日

「白いきのこ、黄色いきのこ」の「きのこ」を、
今まで何の疑問も抱かず、勝手に「傘」のことと思っていたのですが、
今頃になって、急に、文字通りキノコのことだったと気付きました。

八木重吉は明治生まれの人、重吉の子供達は大正生まれですから、
当時は、まだ白や黄色の洋傘は無かったでしょう…
では一体、何のキノコだったのでしょうね?

幼稚園の時の傘については、全く記憶にありませんが、
小学生の頃の傘は、はっきり覚えています。

当時、通学用の傘は黄色ではなく、男子も女子も黒いこうもり傘でした。
女子用は、柄の持ち手だけは、赤いプラスチック製でしたが…

生地が木綿なので、濡れると重く、また乾きにくかったですよね。
新しいうちは、憎らしいほど真っ黒なのに、
(日に干して乾かすため)じき色褪せてしまったものでした。

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コメント

そうなんですか。私は野道の名もない小さなキノコのことなのかと思いましたが…
番傘は子供の頃、家にもあったとは思いますが、記憶に無いのですよ。
和傘と言えば、30年以上前のことですが、友達が紫色のお洒落な「蛇の目傘」を持っていて、時々、洋服で差してました。

投稿: Michi | 2009年5月 8日 (金) 11:26

きのこは、傘をさした子供と思ってました。唐紙でできた番傘というのかな。一番安いのは白だったり黄色だったりでしょう。でも文字通りきのこなのかな。不思議と雨の記憶はありますけど傘の記憶はないですね。よく覚えていらっしゃる。傘を巻く布のところに白糸で名前を縫われてましたことくらいかな。やはり黒のこうもり傘でした。

投稿: katarohina | 2009年5月 8日 (金) 09:25

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