「モダン・タイムズ」
キング・ファミリーに転機が訪れました。
相変わらずデール家の家計は火の車のようで、
食料を運んでくれたヘティは、ジャスパーの就職口も世話してくれたのですが、
ジャスパーの頭にあるのは、発明のことばかり…
ロブスターの缶詰工場が、ウィスキーの醸造所になると聞いたヘティは、
アボンリーの名に傷が付くと、缶詰工場を買い取りました。
(小説の印税が相当貯まっているのでしょうね。)
執筆活動とモンゴメリーの世話とで忙しいヘティに代わって、
工場経営をオリビアとジャスパー夫婦に任せますが、
経験者のガスに、手伝い(スパイ)を頼みます。
ジャスパーは工場に画期的な流れ作業を取り入れ、効率を図るのですが、
人の良い彼は、工員達の扱いに苦労させられます。
営業を担当したオリビアは、家を抵当に銀行から融資を受けて、
座礁船から、大量のロブスターを半値で仕入れ、
キング家を総動員して(フェリックスの姿は?)、徹夜で缶詰に加工…
その収益で、ヘティから工場を買い取りました。
心優しかったオリビアは、新聞記者になり、妻になり母になり、
そして夫婦で工場を経営するに至って、別人の様に逞しい女性になりましたね。
ホテルマン姿が板に付いたガスも、裸足で現れた若者とは、まるで別人です。
(フェリシティとガスのピクニックシーンがカットされたのが残念!)
関連記事→ランチボックス
「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第54話「モダン・タイムズ」(Modern Times)より
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