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「オリビアの赤ちゃん」

妻が臨月なのに相変わらず定職にも就かず、研究に没頭しているジャスパー…
出産後が不安のオリビアです。
そんな頃、ジャスパーの叔母のミネルバが、親族一同を引き連れやって来ました。

“赤ん坊の子守は、ジャスパーのいとこのセリーナに頼む…”
とオリビアから聞かされたヘティは、
“デール一族に頼むとなんて、とんでもない!”と、
教育委員会のアレックに、休職届けを提出してしまいました。

学者や芸術家揃いのデール一族のミネルバと、現実的なキング家代表ヘティは、
ジャスパーの仕事や、赤ん坊の名前を巡って対立します。
(ミネルバ、オリンピア、ガリレオ、ランスロット…名前から凄いデール一族…)

2週間先の出産予定日を待たず、両家の親睦会の日にオリビアが産気づき、
医者は間に合わないうえ、未婚のヘティは、ただオロオロするだけ…
頼みの綱であるはずだったセリーナ(助産婦の勉強中)至っては、
ダニエルが生まれた時のフェリシティ状態…つまり卒倒。
結局、赤ん坊を取り上げたのは、ジャスパーでした。

頼りにしていた人に限って、いざとなると役立たずだったりするのですよ。
ジャスパーの場合は、まさに、その逆でした。

赤ちゃんの名前は、キング家に相応しく(?)モンゴメリー(愛称モンティ)に決定!
それにしても、赤ちゃんはヘティの甥なのに、孫にしか見えないのですよね。

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<ヘティの名言>
「妹は、産まれてから死ぬまで、キング家の人間です。フンッ!」

<ミネルバの名言>
「デール家は、菜食主義者だんだよ。平和を愛するからね。」
「ウサギのようにムシャムシャと…そしてウサギのように増えるのよ。」(ヘティ)

「(有害な放射線が含まれている日光を)喜ぶのは、植物と愚か者だけ。」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第40話「オリビアの赤ちゃん」(Tug of War)より

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