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「亡き親友の妻」

アレックの親友エメットが、妻子を連れ、
何十年ぶりにアボンリーに帰って来ました。
若い妻のエブリンに、教会婦人部のご婦人方は非難します。
…ありがちな話です。

魚を捕りに海に出掛けたアレックとエメットは、
事故を起こし、乗っていた船が爆発して、アレックだけは助かりましたが、
エメットは帰らぬ人となってしまいまいました。

自分だけ助かったことで、責任を感じたアレックは、
エブリンを支えるため、エメットの農場の仕事までこなし、
町の人達の噂の的になってしまいます。
…ありがちな話です。
「人の口には戸が立てられない」と言うことででょうね。

夫(アレック)を信じながらも、内心複雑な妻(ジャネット)、
そして、苦しむ夫を支えてやれない事がもどかしい。

心無い噂話に、傷付く年頃の娘たち(フェリシティとセシリー)…
でもガスは、アレックを異常に褒めます…

確かにアレックは誠実な人ですが、
靴を貰ったことも影響しているのでしょうか…?

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<名言集>
「バザーねぇ~、教会のご婦人達も、馬鹿なことを考えるもんだ。
…みんなが、うちのガラクタを出すだろ?
…そして、代わりに、よそのガラクタを買うんだからな。」(アレック)

「親には止められないの。
走ることも、転ぶことも、学校で喧嘩することもね。
ただ、善悪を教えておくだけ…」(ジャネット)

「人の荷物を背負ってやれば、結局は、その人を弱くしてしまうんです。」(ガス)

「子供には、ピアノを弾くには向かない日があるの。
風みたいに、野原を駈け回ってた方がいい日が…」(エブリン)

関連記事→あれっ?…(4)

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第43話「亡き親友の妻」(Everlyn)より

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