「愛犬ディガーの危機」
冒険小説に影響されたフェリックスは、
12歳の誕生日プレゼントは、32口径ライフルと信じていたのに、
箱の中身は、望遠鏡でした…
父アレックに、“16歳になるまでは、絶対に駄目!”と言われても、
“鹿を仕留めれば認めて貰える”と思い、父のライフルを持ち出して、
誤って愛犬のディガーを撃ってしまったフェリックス…
「僕が撃たれれば良かった…」と言うフェリックスに、
母のジャネットは、「犬より、あなたの方が心配よ。」と…
「何で怒ってるのに、優しくしてくれるの?」、
「おかあさんだからよ。」…母の愛ですね。
一緒に遊んでいたモーガンとイジーも父から叱られ、自分への罰を考える…
「顔を緑色に塗って登校する」というイジーの案に、父の罰はドレスでしたが、
「ズボン吊りで教会の塔から宙づりにされる」というモーガンへの罰は…?
お産の後、数ヶ月経っても立ち上がれないキング家の雌牛を、
いとも簡単に立ち上がらせたのは、素人のガスでした。
獣医科の学生のアーサーは、“殺すしかない。”と言っていたのに…
獣医の勉強を断念しようとしていたアーサーですが、父から、
「家名を汚す気か!許さん!大学へ戻って主席で卒業しろ!
…問答無用だ、弱音を吐くな!」と叱咤激励され、
ディガーの手術をして命を救い、自信を取り戻すことが出来ました。
時には、厳しさも必要なんですね。
アレックから、
「ディガーが助かったのはアーサーのお陰、ご自慢でしょ?」と言われて、
「そりゃあね。母親に似たんです。」と答えたクライブ・ペティボーン…
意外な返事に感動しました。
知的なアーサーの出現に、心中穏やかではいられないガス、
三角関係になる予感が大です。
それにしてもガスったら、いつ、スーツを新調したの…?
今回、一番名演技を見せてくれたのは、何と言っても、ディガーです!
<アレックの言葉>
「起きてしまったことは、もう、どうにも出来ん。
だが、私が思うに、肝心なのは、過ちから何かを学ぶことなんじゃないかな。」
「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第42話「愛犬ディガーの危機」(Incident at Vernon River)より
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