「ヘティの求婚者」
ヘティ伯母さんの靴が、「サイズ6号、甲回りA」だったばっかりに、
スケート靴行商人のヒギンスという勘違い男から、散々な目に遇いました。
ヘティ・キングはシンデレラじゃないのですよ。
プレゼント攻撃をされても、有り難迷惑というものです。
しかも、巧みな話術で、アボンリーの人を味方に付けてしまったから、
被害者のヘティは、すっかり加害者扱いにされてしまいました。
でも、日頃の言動に似合わず、乙女チックなヘティ伯母さんには笑えましたが。
髪に花を飾った所をセーラに見られ、慌てて外したり…
(見てはいけないものを見てしまった感の、セーラの表情ったら…)
町中の人の前で恥をかかされ、部屋に閉じ籠もって、
子供の様に、ベッドで泣きながら足をバタバタさせたり…
ところで、ローズコテージの隣人のキャンベルさんは、
「ストーリーガール誕生」のキャンベルさんと同一人物?
成功者にしては、いやに小物だけど…
<ヘティの名言>
「物事は、見た目通りとは限らないのよ。」
<フェリシティの名言>
「男って負けず嫌いなの。別の男の人がいると、すぐ張り合うのよ。」
<ウォリー・ヒギンズ(スケート靴の行商人)の名言>
「必要の物しか無い人生など退屈です。ダイヤモンドがいい例だ。
はたしてダイヤが必要か?
いいえ。だが、世界中の美しい女性がダイヤを欲しがる。」
「結婚した男と、一人者の違いは?
結婚した男はワイフを愛し、独り者はサイフを愛す。」
<第3シリーズ>
第37話「へティの求婚者」(The Calamitous Courting of Hetty King)より
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