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三角ショール(ターシャ風)

もうすっかり春になってしまいましたが、ターシャ風ショールを編みました。
使うのは次の冬ですね…
(「桃の節句」に「梅」、この時期に「ショール」とは…我ながら呆れます。)

20090309b←拡大します

ターシャ風三角ショールは作り直しました。写真はこちらです。

編み方は、もちろん、ターシャさんを真似してガーター編みです。
ガーター編みの平編みは、最初に覚える編み方ですからね。
目の状態の悪い今頃に、おあつらえ向きでした。
(一週間掛かってしまった…)

ところで、編み物で一番面倒なのが、ゲージなんですね。
本の通りに作る場合でも、編む人(手)によってゲージが変わるので、
計算は欠かせないのですね。

特に面倒なのが、袖、袖ぐり、襟ぐりの増減、肩の引き返しなどの計算で、
計算機が普及する以前は、そろばんを使っていました。

でも、今回は簡単。
(20cm位を何段か試し編みし、10cmが何目かを調べておく必要があります。)

編み方などは…

<材料>…並太…40g(約75m)×7巻+少々
       (寒さ対策なのにブルー…)
<用具>…輪針8号(80cm)…これ1本で編めます。
       かぎ針、とじ針

<編み方>
作り目は編み方によって違いますが、今回は、鎖編みにしました。

作りたいサイズの目数を計算し、かぎ針(竹製5号、又は金属6号)で、
「必要な目数+1」の鎖編み(ゆるめ)をします。

鍵針から棒針に持ち替え、鎖編みの最後の一目を、作り目の最初の一目とし、
鎖編みの裏側のコブ(一つ目のコブを飛ばす)から、
棒針を使って、一目ずつ糸を引き出します。

最初の一段は、減らし目しないで編み、二段目から、毎段1目ずつ減らしていきます。

最初の1目はすべり目にし、2目と3目を「右上2目一度」で減らし、
最後は減らさず、そのまま編みます。
(すべり目をすることで、伸びやすいガーター編みの縁が、伸びにくくなります。)

(一段おきに、始めと終わりで、1目ずつ減らしても同じ三角形になります。
その場合は、一段おきに、左右で「右上2目一度」と「左上2目一度」です。)

後は、ひたすら編み続けます。ただ忍耐あるのみ…
残り3目になったら、しぼり留めにし、糸端は編み目にくぐらせます。
編み始めの糸端も同様に。

<糸のつなぎ方>
編み地の向こう側で、糸端を10cm位残して仮に結んでおきます。
後で仮結びを解き、目の大きさを整えてから糸端を交差させ、
(交差させないと穴が開きます。)
とじ針で、編み目に沿って、5~6目ほどすくいます。かぎ針でも出来ます。
残りは、ハサミで切って捨てます。

<仕上げ>…省略しました。
アイロン台に、寸法通りに形を整えてピンで止め、
スチームアイロンを、浮かせて掛けます。(絶対に押さえないこと。)

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