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「地球感動配達人 走れ!ポストマン」…ニュージーランド

最近の「ポストマン」は、観光案内要素が増え過ぎて、
あまり、感動出来無くなっていましたが、今回は、原点に返った感じでした。
(ポストマンは、末永 遥さん)

(録画で)アンドリュー・ウォン先生という、素晴らしいお医者さんを知り、

久々に感動しました。
先生こそ、「医は仁術なり」という言葉がピッタリです。

影山美恵子さんは、18年前、ニュージーランドに旅行中に、
当時10歳の息子の宗寛さんが、事故で脳挫傷を負い、
担当した他の医師達から意識回復は、“no hope”と宣告され絶望していた中で、
当時25歳の“no hope”だけは、“We have a Miracle”と励ましてくれ、
“治療は家族や友達のいる日本で…”と、日本まで付き添ってくれたとか…

当時働いていたオークランド病院での警備員や、受付の人の対応は、
日本人の基準では、“冷たい!ひどい!”なのでしょうが、
逆の立場からすれば、事前に許可も取らないで、
いきなり撮影するのですから、怒られて当然でしょう。

日本国内で通用することが、海外でも通用すると思ったとしたら、
“日本人は、平和惚けしている”と思われても仕方ないでしょうね。

これは、勿論ポストマンの末長が悪いのではなく、番組スタッフの責任です。
というより、趣旨に問題があるのでは…
末長さんだけでなく、毎回、若いポストマンが可哀想ですよ。

現在は、マーシー・アスコット病院の経営者であるウォン先生ですが、
今でも、清々しい青年のままだったので驚きました。
先生の現在の言葉の数々は、過去の出来事以上に感動しました。

“辛かった事故の事は思い出したくない。”という理由から、
その後、連絡を取らなかったという、影山さんの気持ちは理解できますが、
番組を使って、感謝の気持ちを伝えた事で、
“気が済んだ”としたら、日本人として、あまりに残念です。

ビデオレターや高価なカバンよりも、
宗寛さんの生の姿の方が、嬉しいに決まってます。
是非、時間を見つけて、改めて会いに行って欲しいと思いました。

ウォン先生の居所は分かったのですから…

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