「まるでミステリー」
闇夜、突然灯台に逃げ込み、「悪者に追われている、匿って…」と懇願する…
その直後に現れた黒衣の男に殴られ気を失うガス…
そして、謎の美女から宝石を預かったガスでしたが…
ヘティの推薦で、ホワイト・サンド・ホテルで働くことになったガスは、
二人と再会します。
実はこの二人、ラザフォードとアマンダという宝石泥棒の仲間で、
盗品をめぐって仲間割れしていたのでした。
自らの美貌を武器に、若い男性を誘惑し利用してきたアマンダの甘い罠に、
まんまと引っかかってしまったガスでしたが、
フェリシティ達の友情で目を覚まし、悪者に仕返しが出来ました。
「…許せない。あんな風にガスを利用するなんて!」と憤慨し、
骨抜きにされたガスを心配し、気をもみ嫉妬するフェリシティ…
このエピソードで、初めてガスを意識していたような気がします。
ところで、ロバート・ラザフォードに扮していたのは、
スーパーマン役で有名な、クリストファー・リーヴ(1952-2004)です。
彼は1995年に乗馬競技で転落し、脊髄損傷で首から下が麻痺となりながらも、
同じ苦しみを持つ人達のために生涯を捧げました。
(ちなみに、「まるでミステリー」は1992年の放送。)
フェリシティとガスに関しては、
カテゴリーFelicity & Gusの「まるでミステリー」で書きました。
<第3シリーズ>
第33話「まるでミステリー」(A Dark and Stormy Night)より
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