「新任の先生」
歴史コンクールが2週間後に迫り、一段と厳しさを増すヘティの授業に、
子供達は学校を嫌がり、父兄からは苦情が殺到します。
教育委員会の委員に就任したアレックから、
教え方を改めるよう言われたヘティは、怒って教師を辞めてしまいました。
代わりの教師が決まらないため困っていた時に、現れたのが、
アリステア・テンプル(Christopher Lloyd)という俳優の男でした。
テンプルの教え方は独創的で、
「歴史というのは、その時代に生きた人々を理解することだ。
事実や数字の単なる羅列を、いかに興味深く、面白く料理するか。」
というもの…
彼は、子供達ばかりか、親達やヘティまでもを魅了してしまい、
歴史コンテストでは、見事優勝に導いてしまったのでした。
でも、オリビアとアレックに、正体がばれてしまったテンプルは、
「あらゆる場所が舞台なのです。人間すべてが役者なんです。
退場しては、また登場する。一人何役も演じる強者もいる…」
の言葉を残し、アボンリーを去って行きました。
次の役を求めて…
<第3シリーズ>
第32話「新任の先生」(Another Point of View)より
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