「困ったそっくりさん」前編
いつまでたっても、子供扱いするヘティに、
セーラの我慢も限界に達しました。
「伯母さんは、あたしを伯母さんみたいに、しようとしてるの。」
「なれっこないよ。なりたくもないし…」(フェリックス)
「“ちっともきれいになってない。フン!
汚れた鍋は、ペストの元なんですってね。
よその奥さんが見たら、何て言うか。どこで育ったの?豚小屋?…”
もう、どうしたらいいか分かんない! 何やったって叱られるんだもの。」
「…いやな服、無理に着せられて…
“このドレスなら、裾が調節出来るから、何年でも、もつわ。
大学生になっても、結婚しても、死んでも着られるのよ…”」
と、みんなに愚痴るセーラ…
セーラは、瓜二つの少女・ジョーにそそのかされ、家出を決行。
ハリファックスに行くガスに、強引に同行してしまいました。
<第3シリーズ>
第28話「困ったそっくりさん(前編)」(When She Was Bad…1)より
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