「吹雪のち晴れ」
フェリックスを含めた男性陣は、穴釣りに出掛け、
ヘティとオリビア、ジャネットとアビゲールの二組の姉妹はオークションへ…
セーラ、フェリシティ、セシリーは、ダニエルとアビゲールの息子ラッキー(ロバート)
の“お守り”兼“お留守番”係…
男達の会話の中で、意外な事実が明かされます。
アレックとジャネットが結婚した時、ジャネットは15歳だった…
ジャネットの父親に気に入られていたのは、ジャスパーだった…
(アレックとジャスパーは同年代だったわけ。)
悪仲間に入っていたアレックは、ヘティのブルマーを学校の旗竿に揚げたり、
アビゲールの机に蜂の巣を隠したり、ジャスパーを教会の地下室に閉じこめたり…
アレックの悪童ぶりは、フェリックスの比ではなかった…
穴釣りの小屋で少年に返ったアレックは、
「北極泳ぎ」をして、危ういところをジャスパーに助けられる始末…
フェリックスの疑問、
「どこが知りたいか、分かんなくて…でも知りたいことがあるってことは分かってんだ。
だから、そこんとこが知りたいんだよ。」に、ガスもアレックも、しどろもどろ…
「疑問というのは、解明していくべきものだから、どんどん質問していいんだよ。
ある意味では、科学的だな。そうだ、根本は人間の基本的で強い感情だ。
…目的が純粋なら、知識は害にはならないんだ。」
と答えたのはジャスパーだった。
ガスの疑問にも自分の経験を語るジャスパー…
「でも、あの子(フェリシティ)は誰かに似てるなあ~? ヘティだ!」…確かに!
一方、母親の形見の陶器から育児法、お互いの性格についてまで、
陰険な口喧嘩を繰り返すジャネットとアビゲールに、ヘティは堪忍袋の緒が切れる。
「いい加減、見え透いた仲よしごっこは止めたらどう?
本当に言いたいことを言って、したいことを、したらいいのよ!」
留守番の女の子達は、戻ってくる大人達のための夕食作りに大忙し…
邪魔ばかりするラッキーに腹を立て、セーラの案で外に縛り付けるフェリシティ。
そのラッキーがいなくなってしまったから大変…!
今回も、前回同様、キング家の名犬(?)ディガーが活躍しました。
<ジャネットの名言>
「あんたは一家の長なんかじゃないわよ。
そう思わせて、ハイハイ言っとけば面倒がないから、みんな逆らわないだけ。
分かってる!?」(ヘティに)
「ずうっと付いて回るなんて甘ったれな子にするだけよ。
母親失格ね。」(アビゲールに)
<ヘティの名言>
「愛情というのはね、相手の好きな生き方を認めてやることなのよ。
従わせるのではなくてね。」(新婚の妹オリビアに)
「ヘティがそんなこと言っても、まったく説得力ないわ。」(オリビア)
<第3シリーズ>
第34話「吹雪のち晴れ」(Friends and Relations)より
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