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「世界ふしぎ発見!」…オーストラリア

「世界ふしぎ発見」の終わり10分位を、偶然見ました。

シドニーから数時間のカウラという町に、見事な日本庭園があります。

太平洋戦争中、カウラには日本人捕虜収容所があって、
捕虜達は強制労働を科せられる事も無く、相撲、野球や囲碁などで時間を過ごし、
食事も日本人の為に、わざわざ魚を取り寄せてくれて、
待遇は極めて良かったそうです。
(何処かの国とは、あまりの違い!)

当時の日本国民は、
「捕虜になって生き恥をさらすな」という考えに洗脳させられていて、
祖国に戻り、家族もろとも国賊と言われ蔑まれるより、
異国での死を選んだ捕虜達だったのです。

立派な日本庭園は、異国の地に眠る日本兵の魂を慰める為のもので、
墓地は、オーストラリア政府の特別な計らいで、
「日本の領土」となっているとのこと…涙が出そうになりました。

この事を、日本政府が知らないはずは無いのに、
知っている国民が、どれ程いるのでしょうか…?

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コメント

トイレットペーパーの場面は見逃してしまいました…
騎士道精神、そうかも知れませんね。私はキリスト教的考え方なのかなと思いました。「汝の敵を愛せよ」という…
「生き恥をさらすな」も「ぱっと散れ」も、歪められた(利用された)武士道精神に思えるし、軍隊では上官の命令だけが絶対だったのだから。

投稿: Michi | 2009年3月 2日 (月) 10:40

僕もたまたま昨日テレビをつけたらこのシーンをやってました。英国には、騎士道があったからでしょう。日本の国土ならいいのになと思ってたらその通りだったから感激でした。ただ、トイレットペーパーにマルを書いたシーンが頭から離れなくて、何故だ?という思いが頭の中を駆け巡りました。パイロットが主で、頭のいい人が多かったはずなんです。実しやかに右翼思想を言ったのは,彼らより頭が悪い古参兵だったと思いますが当時としては、「命捨てるは,美学だったのでしょうか」あまりにも短絡的ではないのかと青年将校を諭す老兵を演じている自分がいた。

投稿: katarohina | 2009年3月 1日 (日) 22:19

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