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「幸せの王国ブータン」

ブータンは、昔から興味のあった国なので、
「世界ふしぎ発見!~幸せの王国ブータン~」、しっかり録画しました。

16歳で第4代国王に即位した前国王のジグミ・シンゲ・ワンチュクは、
「国民総生産より国民総幸福」を掲げ、
お金や物質的豊かさより、国民の笑顔を目指したことで有名ですね。
(複数の夫人がいたことでも…)

伝統文化を守りながら、独自の近代化を推し進め、
教育費も、医療費も一切無料、
無農薬で有機栽培の農作物で、食の安全は守られている…

「ブータンほど幸せな国はない。この国に生まれて幸せ。」と言う人々。
驚くことに、国民の95%が満足している国なのだそうです。
(残りの5%が気になりますが…)

28歳で独身の、第5代国王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクは、
若いながらも威厳に満ち、端正な顔立ちの世界最年少の国家元首です。
式典での国王は、玉座には座らず、民衆の中にいました。

国王曰く、

「将来、困難な時が来るかも知れない。
その時は、皆さんと私の手で切り開いていきましょう。
私は、断じて皆さんの支配者ではありません。
ある時は、親となり、兄弟となって皆さんを守り、
ある時は、息子となって仕えていきたい…」

素晴らしい!国家元首の鑑ですよ!

「幸せとは、今、自分が手にしているもので充分だと気付く時かも知れない。」
首相の語ったこの言葉にも、涙が出そうになりました。

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