« ミルク飲み人形 | トップページ | フランス人形… »

「文化人形」と「キューピー」

「ミルク飲み人形」が普及する前の人形と言えば、
「文化人形」かと思いますが、幼かったので、あまり記憶にありません。

確か家には、市販のものと、母の手作りのものがありました。
(「文化人形」という呼び名を知ったのは、最近のことです。)

「文化人形」は布製で、詰め物は、最近のぬいぐるみのように、
化繊綿やパンヤでは無く、木毛(もくも)という物だから、
ガサッとして固く、あまり良い手触りとは言えませんでした。

(木毛は、木を薄く細長く切った物で、昔は、陶磁器などといった
壊れやすい物の梱包の際の、詰め物として使われました。)

人形の顔は筆で描かれていて、手足には指が無く、
決まってボンネットを被っていて、首で大きくリボンが結ばれています。
作り方はとっても簡単、材料さえ揃えば、短時間で作れるでしょう。

丸くて平べったい顔に離れた大き過ぎる目、
2つの点だけの鼻と、極々小さい口、
今の美的感覚から言えば、文化人形の顔は可愛らしくもあり、
少々異様でもあったり…

「文化人形」以外に、セルロイド製の「キューピー」もありました。
腕と足は、それぞれが細いゴム紐で繋がれていて、
360度動かせますが、少しの衝撃で凹んでしまうのが難点…
でもそんな時は、母が熱いお湯に浸けて直してくれるのです。

じき、ソフトビニール製のキューピーが出回り、買って貰いましたが…

|

« ミルク飲み人形 | トップページ | フランス人形… »

* 思い出」カテゴリの記事