手作り
洋裁、編み物、手芸…“下手の横好き”ではありますが、
何かを作る事が、とにかく好きです。
洋裁は、コート、スーツ類から、パジャマ、エプロンまで、
他に、編み物(セーター、カーディガン、手袋、等々)、
手芸(レース編み、刺繍、バッグ、小物)など、色々作ってきました。
…リフォーム(お直し)も大好きです。
初めて作ったのは、幼稚園の時の人形の簡単なドレス、
母が、「さすが、私の子!」と喜んでくれた記憶があります。
糸通し器のお世話になっている50年後の今でも、いつも何かを作っています。
(明るい色の糸は黒っぽい物の上で、
黒い糸は白い物の上で通すと通し易いです。)
あれこれ迷った挙げ句のイメージを、形にしていく事は、とても楽しい作業です。
デザインを決め、生地や付属品を購入し、地直し、裁断、印付け、仮縫い…
(ボタンを買いに行って、結局決められなかったりしたことも…)
大変面倒で、既製品を買った方が安い場合もあり、
中には、一度も袖を通すことなく、処分してしまった物もあるのですから、
我ながら、作る過程が目的では?と思えてしまうけれど。
高価なブランド品は、虚栄心を満たしてくれるかもしれませが、
元々、虚栄心の無い私にとっては、
むしろ、誰かと同じ物を身に付けてる事の方が嫌なのです。
(スタイルブックなどを参考にする場合も、必ずどこかをアレンジします。)
貧乏人の負け惜しみと言われても、数あるお洒落なブランド品より、
たとえお粗末でも、「世界に一つだけの物」の方がいいのです。
ところで、先日、実家へ行った時のこと、
帰り土産に渡された荷物の中身は、40年前のミニスカート…
その数、20枚以上…はっきり言って退きました。
“捨ててくれれば良かったのに…”に、
“丁寧に作ってあるから勿体なくて…”との返事、
確かに、既製品は未練無く捨てられるのに、作った物は捨てにくいものです。
…それにしても40年前の…
昔から、タータンやグレンチェック、ヘリンボーンが好きでした…
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