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「COOL JAPAN」…鍋(Hot Pots)

クールジャパン、今回のテーマは「鍋」でした。
「鍋」にも色々ありますが、寒い晩には、熱々の「鍋」が何よりの御馳走です。

日本の「鍋」が、外国人のみなさんから、
どのように感じているのか、興味がありました。

スーパーには、「鍋セット」や「鍋専用インスタントスープ」が売られ、
年中無休の「鍋専門店」があり、「鍋パ-ティー」には「鍋奉行」がいる…
(日本人は「鍋」が好きなんです。この時期なら尚更です…)

「鍋奉行」は、鍋パーティーに、必ずいる訳では無く、
仕切り屋がいないで、みんなで和気あいあいとお鍋を囲む方が多いと思います。
余程、さり気なく振る舞わない限り、
鍋奉行って、有り難いというよりは、むしろ鬱陶しい存在のような気がしますが…

議論の的となったは、「直箸」でした。
潔癖とも言えるほどの綺麗好きな日本人なのに、
何の躊躇いも無いまま、お鍋に直箸を入れているのが不思議なんだとか…

個人的には、家族同士なら、さすがに抵抗はありませんが、
友人知人では、やはり多少の抵抗感があります。
まして、殆ど知らない人では考えられないです。

私の知る限りでは、家庭以外の「鍋」では、
必ず、取り箸が添えられていて使っていましたが…
(勿論、使わない人達もいるでしょうが…)

京都の老舗、スッポン料理の「大市」さんで使われている専用の土鍋は、
陶芸家と料理人が作り上げた、こだわりの芸術品、
「さすが完璧主義の日本人らしい!」との外国人からの声でしたが、
“wonderful!”なのか、“crazy!”なのか、少々気になるところ…

江戸時代からの伝統行事(収穫祭)、岩手の「芋煮会」、他から選ばれた、
「BEST OF COOL」は、「鍋パーティー」でした。

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* 「クール・ジャパン」(NHK)」カテゴリの記事

コメント

直箸については、以前のcooljapanでも話題になってましたが、その時はシンガポールの女性が「何の抵抗も無い」と言ってました。今回は、韓国の男性が「韓国では国は一つの大きな家族」と考えられていて、箸だけでなく、スプーンも鍋に入れると言っていました。箸(アジア)とナイフ・フォークの文化の違いなんでしょうね。
日本のお風呂は外国人には不潔に感じるのでしょうが、湯船に浸かる前には、掛け湯などする事を知らないのでしょうね。日本人は体臭も殆ど無いし、毎日必ず入浴して衣服も替えますから不潔じゃないですよ。そう思うのは、私が日本人だからかも…
「節約」の回で取り上げられた「風呂の残り湯を洗濯に使う」ことも、「不潔」と決め付けられてましたよ。欧米人は湯船で身体を洗うから、そう思うのでしょうね。
私は靴を履いたままベッドに入る方が不潔に感じます。(洋画での知識ですが。)

投稿: Michi | 2008年12月20日 (土) 00:12

鍋ではありませんが、バングラデシュの人と飲んでいたとき「日本人て汚いね」と言われたことがあります。why not?what's the matter do you think?というと「風呂だよ」と言った。初めて見たときはビックリした。日本人ってきれい好きって聞いてたけど他人が入った風呂に湯を換えないで平気ではいるからね。キタネーだって。日本式のバスタブの風呂は銭湯をはじめ湯船にちゃポンが当たり前なんだけど外人から見れば奇異なんだね。「アンタに言われたくネーナ」バングラデシュって不潔の最たる国だとそのときは思っていたから。モンクなんかは南方系だから、鍋を突っつきあうような感じでメシを食うけど、直箸は、ダメだとか言わない。何でも分け合うのが先みたいだよ。改まった席でなら言うのかな。当たり前が当たり前じゃないって分かって面白いですね。

投稿: katarohina | 2008年12月19日 (金) 21:11

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