「ある母の愛」 (4)
フェリシティから、「ヘティ伯母さんの事を書くのはルール違反」
と言われて傷付いたセーラは、
フェリシティとサリーが、同じ病院で、同じ日の同時刻に産まれだったと知り、
フェリックスと組んで、仕返しを企てます。
それが大騒動に発展し、セーラは苦境に…
でも、ヘティ伯母が見事に解決。さすが!!
へティ 「そ~、一番簡単なのは、あなた(ジャネット)と、
クララ(ポッツ夫人)が、お互いの娘を交換することね。」
ジャネット&クララ
「そんな!!」
ジャネット 「ひどい! そんなこと、どうして出来るの?
あたしが、あの子を大事に大事に育てたのは、
他人に渡す為じゃないのに…」
クララ 「あたしだって、サリーを渡すのは嫌よ!」
ジャネット 「どう書いてあろうと、関係ないわ。
産んでも産まなくても私の子です。」
ヘティ 「まっ、それじゃ、母と子の、神聖な絆はどうなの?
あなた達、言ったはずでしょ?
どんな結び付きより、尊く強いものだって…」
ジャネット 「いいえ、そんなことないわ。
母親って、ただ産むだけのものじゃないわ!」
ヘティ 「そうなの?」
クララ 「そうよ! 産むだけのものじゃないわ。
長い間あの子を愛し慈しんできた、そのことが大事なんじゃない!」
ポッツ夫人の娘と聞き、ショックを受け、
自分の顔を、両親の写真や、弟、妹の顔と見比べるフェリシティ…
サリーの方は、逆に喜んでいましたが…
<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より
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