「氷上の熱戦」 (1)
学校に、ミス・ステーシーがやって来て、
体育の重要性をヘティに説くのですが、二人の意見は、またもや平行線。
教室に、なぜかアンドルーがいます。
ダウハウジー大学教授のお父さん(ロジャー)と暮らしているはずなのに…
ミュリエル 「…スポーツに勝ち負けは付きものです。
でも、勝つことより、スポーツマン・シップが大事です。」
ヘティ 「結構ね。さぞかし、アイスホッケーで、協力精神とやらが
養われるでしょうよ…
はっきり言って、私は競い合うスポーツは、嫌いだし、
この学校では採用しませんよ。」
ミュリエル 「…健康な体は、健康な精神を育てる。それは確かよ。
手伝い仕事は、チーム精神や、協力の心を培いはしないわ。」
ヘティ 「チーム精神?
聞こえはいいけど、でも、相手を打ち負かそうっていう
スポーツは、人間の嫌らしい面を引き出すだけよ。
絶対、賛成出来ないわ。」
ヘティ 「…勝った負けたなんて、野蛮よ。」
正反対のタイプの二人ですが、実は親友なんですね。
<第2シリーズ>
第26話「氷上の熱戦」(Misfits and Miracles)より
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