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『マディソン郡の橋』

10年位前に大ヒットした『マディソン郡の橋』は、同名小説を映画化したもので、
あまりの評判に、私も昔、レンタルビデオを借りて見ました。

クリント・イーストウッドが監督なので、
彼の意向に沿ったキャスティングだったのでしょうが、
たとえメリル・ストリープとクリント・イーストウッドが名優だとしても、
ミス・キャストに思えました。

物語は、ヒロイン(名前は忘れました)の葬儀のシーンから始まり、
母の遺品を整理していた子供達が、昔の手紙や日記を見付ける…
だったような…?

アイオワ州の田舎町で、平凡に暮らす中年主婦(メリル・ストリープ)、
夫と子供達が出かけてしまって、数日間、一人で留守番することに…

一人きりで、開放感を味わっている時(解りますよ!)、
突然現れた中年(?)のカメラマン(クリント・イーストウッド)、
道を尋ねに来たその男性はプロカメラマンで、
屋根付きの橋の「ローズマン橋」を撮りに来たと言う…

牧歌的でレトロな雰囲気は良かったのだけれど、
既婚者の恋愛に否定的な私にとって、2人の恋(?)に愛が感じられなく、
しかも、2人が若くないだけに、尚のこと嫌悪感を覚えてしまって、
途中からは、見るのが苦痛になりました。

好みは人それぞれではあるけれど、ヒットした理由が解りませんでした。
この物語は、平凡な毎日を送る主婦達に潜在する、
見果てぬ夢なのでしょうか?

ちなみに、同世代の友人も、
“詰まらなかった。途中で寝てしまった。”だったとか…

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