「走れ!ポストマン」…フィリピン・レイテ島
録画しておいた昨夜の「地球感動配達人 走れ!ポストマン」を、見ました。
今回の依頼人は、長野県で農業を営む高見沢宣男さん。
高見沢さんの所は、毎年大勢の農業研修院を受け入れているそうですが、
6年前、フィリピンから来ていた研修生のロナン・パランニャさんに、
農機具(電動噴霧器)を届けて欲しいとのことでした。
2年前、“農業がうまくいかず家族を養えないから出稼ぎしたい。”という
手紙が届いたのだけれど、高見沢さんは、“フィリピンで頑張るように”と、
心を鬼にして、断りの返事をしたそうなのです。
その後、ロナンさんからの便りが途絶えてしまった事を、
とても気に掛かっているとのことでした。
セブ島からレイテ島を目指した今回のポストマンは、川村陽介さん。
それにしても、フィリピンには、7000以上の島があるとは知りませんでした。
レイテ島と言えば、太平洋戦争での激戦地です。
何も関係ないのに、日米の戦争に利用された島…
食料を強奪し、田畑や家を焼き尽くし、現地人を暴行し虐殺した日本軍、
今でも、日本人に憎しみを抱いている人は少なくないでしょう。
ロナンさんが、高見沢さんの親心を誤解しているのでは…?
農業を諦め、出稼ぎに行ってしまったのでは…?と心配しましたが、
ロナンさんは、高見沢さんに学んだ農業を生かして頑張っていました。
連絡が途絶えたのは、フィリピンの郵便事情によるものだったのです。
見せてくれたロナンさんの宝物は、
丹誠込めた自分の畑と、日本での思い出が詰まったアルバムでした。
高見沢さんの所での生活が、素晴らしいものであったなら、
どんなに大変であろうとも、決して農業を諦めたりしないような気がしました。
ロナンさんが、周りの人に日本での体験を語ることで、
日本人に対するイメージアップに繋がるならば、日本人の一人として嬉しいです。
ところで、小出しにしている中尾明慶さんのウェーク島のシリーズも、
いよいよ次回はファイナルです。
富士山を描いたアメリカ人捕虜、E・W・JOHNさんに、辿り着けますように!
| 固定リンク
「* テレビ」カテゴリの記事
- 「ソーイング・ビー4」(2021.11.05)
- 「ソーイング・ビー4」(2021.10.22)
- 「ソーイング・ビー4」(2021.10.08)
- 「ソーイング・ビー」(2021.07.16)
- 「ソーイング・ビー」(2021.07.09)
最近のコメント