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「二人の求婚者」 ジャスパー

セーラとフェリックスは、オリビア叔母さんの結婚相手には、
ジャスパーこそが相応しいと、知恵を絞ります。

よき人は夜のように美しい。
星の瞬く薄墨色の夜のように、中に際立つ漆黒の輝き、
それは、夜空の星に似た、二つのひとみ
…」
オリビアを想って呟くジャスパー…

「君に選んで欲しいいや~違う君に聞きたい
いや違う承知して欲しいその~オリビア僕と結婚して欲しい…」
セーラに励まされ、ようやくプロポーズしたジャスパーに、
オリビアが返事をしようとしたその時、
フェリックスの友達のテディが、古井戸に落ちたとの報せが…

「…汽車の切符は、無理すれば二枚は買えるだろう
金はないが、僕の愛情だけは、たっぷりある…」
(2度目のプロポーズの言葉)

オリビアが選んだのは、勿論、金持ちで不誠実な昔の恋人エドウィンではなく、
お金も職も無いけれど、誠実なジャスパーでした。

1911 1912 1907 1908

<第2シリーズ>
第19話「二人の求婚者」(May the Best Man Win)より

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