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「生きていた母」 (3)

花売りの女イライザを伴い、アボンリーに帰ったガスとフェリシティ。
イライザの手がかりを探そうと、ヘティに教えられた家を訪ねたてみたり、
最後の手段として、フェリックスに手伝って貰って、
「1863-1894」と記されたイライザの墓を掘り出してみたり…
棺の中には、石だけが入れられてあった…

しかも、イライザの記憶にあった崖の「祭壇岩」の下には、
ガスの父・エイブ・パイプとイライザの結婚写真が埋められていて、
その額の裏に隠されていた、クレーン船長の写真には、
「イライザへ 我が真実の愛 イジーケル・クレーン」と書かれてあった…

<ラストシーン>
Gus   「母さんと、クレーン船長を捜しに行く。
           本当の事を知ってるのは船長だけだ。
           …もう行くよ…さよならだな。」
Felicity「ええ、そうね。」
Gus   「結婚すると言ってくれ。
           今度は、約束なしで行かせないでくれ。
           俺のものになって欲しい…」
Felicity「あたしは、永遠に…あなただけのものよ。」

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ガスは島の人間では無かったはず…
でもそれは、幼かったため記憶が無かっただけかも知れないけれど、
「…おふくろが言ってました。」(「亡き親友の妻」)
と言っていたこともあったのに…

ヘティはエイブ・パイプの奥さんの情報を知っていたのに、
何も言わなかったのはなぜ?

イライザの棺には石しか入って居なかったし、
エイブ・パイプとイライザの結婚写真もあったことから、
彼女はガスの母に間違いないのでしょうが、クレーン船長との関係は…?

イライザに「これからは、ずっとそばにいる。」と言っていたガスは、
「本当の事を知るため、母さんと船長を捜しに行く」はずだったのに、
最後まで謎のまま…

謎の多いアボンリーの中でも、ガスは、特に謎(矛盾)が多かった様です。

<第6シリーズ>
第66話「生きていた母」(The Return of Gus Pike)より

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