「はるか昔の恋」 ヘティ & レイチェル
ヘティ 「女は結婚がすべてじゃないわ。
私は自由を失いたくなかったの。
結婚って、束縛ですもの。ハッ!」
レイチェル 「あなた、誤魔化してる。
新しい生活に、飛び込む勇気がなかっただけよ。
自由な生活はいいけど、
年を取って一人ぼっちってのも、 寂しいんじゃない?」
30年以上の間、ロムニー・ペンハローの事で仲違いしていたヘティとレイチェル。
ようやく誤解が解け、仲直りした2人の会話です。
早くに両親を亡くしたヘティは、弟妹の親代わりとなり、
未婚のまま教師を続けていますが、
近所には、気に掛けてくれる弟妹や、頼ってくれる姪や甥もいるので、
ヘティの老後は、決して、独りぼっちにはならないと思いますね。
レイチェルは、夫トマスの亡き後、マリラ・カスバートと暮らしてはいますが、
2人の息子達は遠くにいるため、簡単には会えません。
レイチェルの言葉って、世間では、よく言われますが、
老後の寂しさは、未婚とか既婚とかとは、関係無いようにも思えます。
<第2シリーズ>
第18話 「はるか昔の恋」(Old Quarrles,Old Love)より
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コメント
レイチェル・リンド夫人は、口八丁手八丁ですが、本質的には善人なんですね。
ただ、思い込みが激しくて(ヘティ伯母さんもですが)、容赦しないから、
近所にはいて欲しくないタイプですよね。
ヘティ伯母さんのこと、私も第1話では「なんて嫌な人!」と思いましたが、
実は情が深く、いざとなると誰よりも頼りになるし、
たまに乙女チックになるところなんかは、可愛いですよね。
投稿: Michi | 2008年9月12日 (金) 14:20
レイチェルさんは、たまによい人なのかそうでないのかわからなくなる時があります 私だけでしょうか・・・? へティさんは、1話以外はなかなか憎めないタイプの方ですよね ヘティさんのまわりには、素敵な弟、妹がいたりして素晴らしい老後生活が待っているんだろうなーて想像してしまいました。
投稿: オリビア大好き | 2008年9月12日 (金) 02:13