お手玉
手なぐさみに、お手玉を作ってみました。
(昔、私達の地方では「おじゃみ」と言っていました。)
小学校の3年生の頃、クラスの誰かが学校に持ってきたのが切っ掛けとなり、
たちまち、お手玉が流行りました。
自分で作ったり、母親に作って貰ったり、
又は、オモチャ屋で買ったりしたお手玉をランドセルに入れて登校してましたね。
お手玉は、多分、私達の母親世代の人の遊びで、
私達の時代では、もうお手玉で遊ぶことは無かったですね。
にわかに流行ったから、遊び方は一つだけ…だったような…
(手の平に乗せたお手玉を放り上げて、一つだけ手の甲で受け、
手を返さず掴み取り、それを親玉にして、
親玉を放り上げながら、他のお手玉を一つずつ取っていく。
取るお手玉を、2個ずつ、3個ずつと増やしていき、次は親玉を2個にする…)
…説明が下手ですみません。
みんな、「おっさらい~」という遊び方は知らなかったし、
ジャグリングのように、片手で2個のお手玉を回したり、
両手で3個のお手玉を回したりが出来る子も、少なかったと思います。
(3個をグルグル回す方法と、交差させる方法がありました。)
不器用な私は、ジャグリング方法の遊びは、出来なくて、
どちらかと言えば、作ることに熱中してました。(中身は小豆。)
当時の女子はみんな、輪ゴムを繋げたゴム跳び(一段とび)用のゴムも、
持っていましたね。
お手玉の作り方
↑(拡大します)
<四枚はぎ(座布団型)のお手玉の作り方>(展開図を参考に)
~俵型のお手玉の作り方は、こちらです~
材料(1個分)
長方形の布4枚(8cm×4cmの周囲に5~7mmの縫い代を付けて裁断)
…自分の手に適したサイズで…
中身 小豆、ペレットなど…30~40g位
1,<A>と<B>を中表に合わせ、(1)~(3)の順に、細かい針目のぐし縫いで縫う。
(縫い始め、角、縫い止まりは返し針をする。)
2,<C>と<D>の(4)~(6)も、同様に縫う。
3,1と2を中表に合わせ、(7)~(11)の順で縫い合わる。
最後の一辺だけは縫い残すこと。
(どこから縫っても構わない。)
4,表に返し、適量の小豆やペレットなどを入れ、
(厚紙を円錐形に丸め、漏斗代わりにすると入れやすいです。)
縫い残した一辺を細かく、くけ縫いして出来上がり。
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コメント
ぜひ、お母さんに作ってあげてください。
実は私も母に作ったのですよ!
公式サイトによれば、4cm×8cmで、中身は40gですが、手の小さい私には大き過ぎ、
と言うより重過ぎて、今回計ってみたら25gでした。
小豆は虫が湧く事があるので、手芸用のペレットがお勧めですね。
でも小豆なら食べても大丈夫ですよね。
私は、手芸店まで行くのが面倒で小豆にしてしまいましたが・・・
数珠玉、懐かしいですね。繋いでネックレスやブレスレットにしてましたよ。
今回、絹地で作ったは失敗でした。滑らない木綿の方が適していると思います。
俵型のも可愛いですよ。
こちらに、詳しい作り方が出ています。
http://poitame.jugem.cc/?eid=65
http://www.ne.jp/asahi/kobe/otedama/link02/sub2.htm
投稿: Michi | 2008年9月29日 (月) 00:08
おじゃみって僕らも言います。関西圏の表現ですね。もしくは、朝廷のご威光が強かった地方。母がとても得意でしたからこの春まではずっと家にあったのですがボケてしまってから袋をあけて中の小豆をポリポリと食べてしまって今は一個もありません。子供の頃は、数珠玉が入っていました。また野原にはそれがたくさん生えてました。作り方ありがとう。母に作ってあげようと思ってましたから。
投稿: katarohina | 2008年9月28日 (日) 22:07