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ウルルン2008…大再会スペシャル(1)

長かった(?)夏休みも終わり、今日から9月ですね。
新学期が始まり、憂鬱に感じている子供さんもいるでは?
今年のように、1日が月曜日というのは、尚更辛いですよね。

私にも覚えがありますよ。
でも、親御さんにとっては、きっと、“ヤレヤレ”なのでしょうが…

それはともかく、
昨夜のウルルンは「大再会スペシャル、パート1」でした。
もう終わりも近いと言うことで、今回は、旅人6人の旅の模様を紹介。

再会出来なかった旅人には、
お世話になった懐かしい家族からのビデオレターが届いた人も…

佐藤隆太さんに“男は一度決めた信念を貫け”と教えてくれた中国・河南省、
「猿仙人」のお父さんは、今は土の下…安らかにお眠りください。

成宮寛貴さんに“誠実に生きるのが何より大切”と諭した
中国・黄河で筏の渡し舟のお父さんは、再度ビデオレターでも“誠実”の大切さを
語られていました。
そんな中国人の存在に救われた思いです。

上地雄輔さんはクアドルのジャングル、
つるの剛士さんはマレーシア・ボルネオ島のジャングル、
お二人の旅には、いくつもの共通点が…
それにしても、上地雄輔さんのワオラニ族と暮らしは過酷でしたよね。

忍成修吾さんの旅は、記憶に新しいです。
繊細でシャイな忍成さんは、フランスで銀製品作りを体験、
時に涙することも…
忍成さんは、ホームステイ先のお父さん、お母さんとスタジオで驚きの再会を
果たしました。

最後の旅人、美波さんは、
チュニジアの砂漠の洞窟に暮らすベルベル人の友達のサミーラさんに会いに…

サミーラさんとの再会の旅の模様は、涙無しでは見ることが出来ませんでした。
5歳の時から、家族だけの生活というサミーラさんにとって、
美波さんは、15年ぶりに出来た友達なのです。

一緒に過ごした時間が楽しかった分、別れた後の辛さは相当なもので、
何日間も泣いていたそうです。

“もう二度と会えない”と諦めていた友達との再会、
“夢では?”と信じられない程の喜びのはずなのに、
なぜか、サミーラさんは投げやりで素っ気ない態度…

私には解りました。
“別れは必ず訪れる。今度こそ、二度と会えないに違いない”と…

美波さんには大勢の友達がいるでしょう。
でも、彼女には誰もいないのです。

サミーラさんの言葉、“ちっぽけな私の人生のたった一人友達”
“貴女がいない明日が怖い”…あまりにも悲しい。

10年後の再会の証に「タイムカプセル」を埋めた二人。
是非、再会の約束を果たして欲しいですね。
そして最後のメッセージ、“貴女に会えて良かった”には泣けました。

「旅は終わらない、あなたが待っているから」

せめてサミーラさんが字が書けたなら良かったのにね。
そしたら文通が出来たのに…

(下條アトムさんのナレーションが懐かしかったです。)

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