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「それぞれのデート」

フェリシティはガスと二人きりで話がしたいのに、いつも邪魔が入ってばかり… 
そこで一計を案じ、ガスを夕食に招待したまでは良かったのですが…

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両親に誤解されたばかりか、言い分も聞いて貰えず、
一方的に叱られたフェリシティは、家出を決行…
大きなトランクをフェリックスに持たせ、行き先は、勿論、ガスの住む灯台…

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Felicity「どうして、ここにいちゃいけないの?」
Gus   「そりゃ出来れば、いてもらいたいよ。俺の気持ちは分かっているだろ?
          でも、置いておけないんだ。お父さんの気持ちを考えなくちゃ…」
Felicity「お父さんの気持ち? じゃ、あたし達の気持ちは…
           あたしは、ただ、二人だけの時間が欲しかったの。
           二人になりたかっただけなのに…あなたには迷惑だったのね。」
Gus   「…迷惑だなんて、俺だって一緒にいたいよ。
           君って凄いなあ、ただ二人きりになりがたいためにさ、両親を欺して、
           アボンリー中を丸め込んで、揚げ句に家出まで…
           そこまでしてくれるのに、追い出すなんて、俺はどうかしてるよ。」

キング家まで、フェリシティを送って行ったガスが、
アレックに言った言葉は、とても男らしかったです。

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Gus  「俺には家がある。仕事二つ持って、学校にも通ってる。
          それに本だって読む。世界中の本を…
          愛を尊び、尊ぶを愛し、愛はすべてに勝る。
          俺は堂々と来ました。後ろめたいとこは何もない。
          俺、付き合いたいんです。フェリシティと…おおっぴらに。
          …認めて下さい。」

(アレックとヘティの会話(一部分)です。)
Alec    「…ジャネットの方が、私を追い掛けたんだ!」
Hetty 「あっあ~、そりゃ確かにジャネットは、奔放で常識に欠けることも
           あったけど…」
Alec   「私を追い掛けたからって、責めるのは間違ってる。
           ジャネットは、ただ私に夢中だったんだから…」
Hetty  「…はぁ~、だったら、フン、どうして妻と同じことをしているのに、
           娘は許せないのかしら?
           …ガスを疑うなんて、どうかしてますよ。
           …あの子は誠実で、紳士なんですからね。
           それも、骨の髄から、私が名誉を賭けて保証します!
           ウン、同じ年の頃のあなたなんかより、ずぅ~っと紳士ですよ!
           …覚えてますよ! 昔のことは…」
(ヘティ伯母さん、頼りになりますね~)

<第4シリーズ>
第46話「それぞれのデート」(The Dinner)より

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* 「アボンリーへの道」(Felicity & Gus)」カテゴリの記事

コメント

双子星様、コメントありがとうございます。
本当にそうですよね。
私がアボンリーの虜になったのも、フェリシティとガスがいたからこそなんですよ。
でも、まさか結婚するとは、私も思いませんでしたね。
それでも、スチュアート・マクレーと婚約した時は、
「嘘でしょ!?ガス以外の人と結婚する筈がない!!」と思いましたが・・・
フェリシティとガスって、頑固で意地っ張りで情熱的で一途で、似た者同士ですよね。
本当に素敵なカップルですね。

投稿: Michi | 2008年9月12日 (金) 14:24

はじめまして! 私もアボンリー大好きで、特にフェリシティとガスのカップルには思い入れが深いので、興味深く読ませて頂きました。本人同士も好きなんですけど、ヘティおばさんの反応も好きです。

オリビアおばさんの時には貧しい男との結婚を大反対したヘティおばさんが、思いっ切りガスの味方なのがおかしかったです(ときにセーラですらヤキモチを焼くほど、ヘティのガスへの肩入れっぷりは凄まじかったですしね)。

ガス登場の時は、まさかフェリシティと結婚まで行くとは思いませんでした(私が好きになるキャラクターは、たいていフラレ役なので・・・汗)。そして、フェリシティって、子供の頃に見た時はだんだん性格がよくなって来た印象だったのですが、Michiさんの仰る通り、今見ると最初から普通にしっかり者でしたよね。

「上流社会」の回のフェリシティの言動は結構ひどいんですが、実は、私はこの回で、決定的にセーラよりフェリシティが好きになりました。この回以降、フェリシティはセーラを羨ましがらなくなった感じがします。どんなに振り回されてもフェリシティに対して温かいガスも素敵でしたし。

投稿: 双子星 | 2008年9月12日 (金) 10:34

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