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『ネバーランド』

先日放送の『ネバーランド』(2004)の録画を観ました。

新作が不評で、落ち込んでいた劇作家のジェームス・バリー(ジョニー・デップ)は、
公園で、美しい母(シルヴィア)と、4人の兄弟のデイヴィズ一家に出会いました。

無邪気な兄弟達とは違い、
三男のピーター(フレディ・ハイモア)は感受性の強い少年で、
彼からインスピレーションを受け、「ピーター・パン」が誕生したのでした。

デイヴィズ一家との出会いによって、名作は生まれたけれど、
成功と引き替えに、妻(メアリー)との別れが待っていたのですね。

一家と交流を持つ夫を、妻として、寂しく許せない気持ちは理解できますが、
知り合う以前から、夫婦の関係は深刻だった訳ですから、
別れは、必然的な結果だったのでしょうね。

時にはファンタジー、時にはシリアスなハートウォーミングな作品でした。
ジャームス役のジョニー・デップも勿論素敵でしたが、
彼にしては普通過ぎ、役不足にも感じましたね。

また、シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)が不治の病に冒された人には見えなくて、
メアリー役の女優さんと入れ替わった方が良かったのでは、と思いましたね。

シルヴィアの母親役は、『ドクトル・ジバゴ』(1965)のラーラ役のジュリー・クリスティ、
過ぎ去った時間の長さを、思わずにはいられませんでした。

「ピーターパン」と言うと、ロビン・ウィリアムズ主演の『フック』(1991)を
思い出します。
こちらにも、ダスティン・ホフマン(フック船長)が出ていましたが、
『フック』は、とても楽しい作品でしたね。

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コメント

I LOVE アボンリー様、コメントありがとうございます。
本当にそうですよね。素晴らしい映画というのは、癒し効果抜群ですから・・・
(本棚から『ピーターパン』を取り出してしまったほどです。)
感動した映画って、何度見ても泣けますし・・・
私は、ティム・バートン監督作品も大好きで泣けるのですよ。

(お子様との生活、頑張っていらっしゃるのですね。心より尊敬申し上げます。)

投稿: Michi | 2008年7月23日 (水) 22:30

この映画、好きです☆

でも確に、ジョニー・デップはずっとインパクトの強い役を演じて来ましたから、力が弱く感じるかもしれないですね。
けど、とっても想像力と包容力に満ち溢れた人でしたね♪
ケイト・ウィンスレットも大好きな女優さんです。必死に子供達を愛する姿に、同じシングルマザーとして心をうたれました!

最後はほろっと涙が出ます。ああいう映画が沢山あるていいなぁ(*^o^*)と思います★

投稿: I LOVE アボンリー | 2008年7月23日 (水) 13:53

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