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2008年7月

COOL JAPAN…夏(Summer)

昨夜のテーマは「夏」。

「夏」は以前にも取り上げられたテーマで、
その時は、「夏用グッズ、食器、建具、風鈴、盆踊り」等が紹介されました。

今回は、「夏用グッズ、蚊帳、イ草製の枕、タオルケット、
暑気払い(夏祭り、冷やし甘酒)、精が付く料理(ドジョウ、スッポン、ウナギ)、
小学校のプール、花火などでした。

今まで知らなかったことが、色々ありました。
タオルケットも、小学校のプールも、夏バテも、花火が球体なのも、日本だけ…
甘酒が夏の季語というのも、初めて知りました。

日本の夏の蒸し暑さは、日本人にとっても不快なのですから、
外国人には、さぞかし辛いでしょうね。

スタジオのパキスタン人、イタリア人、ブラジル人、アメリカ(ハワイ)人など、
日本より暑いと思われる国の人達が、
“日本の夏は暑い!”と言っていた位ですからね。

最後に紹介されたのが「花火」、
色彩も形も美しく、夜空に華やかに咲いては、はかなく消えていく花火…
(幼かった頃は、花火を横から見てみたいと思っていた…)
一瞬のために、長い時間と情熱を注ぎ、新しさも追求している職人さん達、
そして、はるばる見に行く人達…日本人の美意識の象徴かも知れませんね。
TVで見てさえ美しいのですから、ザレさんが感動するはずですよね。

そして、ベスト・オブ・クールは、「花火」に決定!
…文句無しでしょ。

今日は「クールジャバンの日」ですね。

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「フェリシティの初恋」 フェリックス

「『私はなれるかしら、あの人の美しい花に』…
せいぜい、ブタクサってとこさハハァ~
あっ、ガス紹介するよ。お姉さんのフェリシティ
またの名は、『美しい花』なんだ~」
「フェリシティ、その恰好は何なんだ?一体その髪はどうしたんだ?」(アレック)
ほんと、一体その胸はどうしたんだ?」

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フェリシティの日記を盗み読んでしまっただけでなく、
ちょうどその場に居合わせたガスに、姉を紹介したフェリックス。

大人っぽく髪をアップにして、胸には丸めた布を入れていたのを、
初対面の男性に見られてしまったフェリシティ…可哀想!

食いしん坊で悪戯ばかりしていたフェリックスでしたが、
成長するに従い、別人のように進化を遂げたのでした。

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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恐怖症

毎年暑くなってくると、ある恐怖感が私を襲います。
正しくは、一年中、その恐怖感から開放されることは無いのです。

それはスパイダー…
思っただけでも恐ろしいから、和名は、とてもじゃないけど書けません。
特に、屋内に侵入してくる、巨大な種類のものは最悪!!

誰だって、好きではないとは思いますが、
私の場合はいささか異常で、TVの映像などは、以ての外としても、
図鑑の絵は当然、蟹やトマトのヘタまで連想され、ドキドキしてしまう…

この症状は、物心が付いた頃には既にそうで、
トイレなどは、いない事を確認してからでないと入れなかった程です。

また、個室で寝る歳になった頃は、一人用の蚊帳を吊っていました。
蚊の為でなく、最も嫌いなそれのため用に…
蚊帳に入る際は、蚊帳の裾を、内側から隙間無く押さえるために、
必要なだけの本を持ち込むのですが、一旦蚊帳に入ってしまうと、
出るのが面倒で…

“コックローチなど害虫を捕ってくれるから…”
などと自分に言い聞かせてみても、全く効果はありません。
専用の殺虫剤も、スプレー缶に絵があるから、手に出来ないのです。

想像しただけで心拍数が上がってしまうのですから、相当異常ですよね。
何でも調べたくなる私ですが、これに関しては、
画像が視界に飛び込んで来そうで、うっかり検索出来ないのです。

高所恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症…恐怖症には色々ありますが、
勇気を絞って調べてみたところ、kumo恐怖症も存在していました。

治療法は無いのでしょうか?
もしも効果があるものなら「催眠術」で治したい、と本気で思っているのですが…

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ウルルン2008…ケニア、サバンナ

今回のウルルンは、演出家の宮本亜門さんが旅人となって、
アフリカ・ケニアのサバンナで、狩猟と農耕で生活するニケボトク族の生活を体験。

そこは、日中は40度以上(でも、からっとしている)、
夜は20度以下(熱帯夜で睡眠不足の私は少々羨ましい)という厳しい環境。

ニケボトク族の22世帯108人が暮らすロクワル村で、
宮本さんを出迎えた村長のエディチェンさんと長老たちは、
みなさん穏やかそうな表情をしていましたが、下唇の下に穴が…

昔は、勇気を示すため、成人した男性が自分で開けたのだとか。
痛みや出血の程度は?化膿はしないのか?…などの疑問が湧いてきました。

ホームステイ先は村長さん宅、
驚いたことに、清潔なトイレとシャワールームが用意されていました。
(エディチェンさんが、IDカードを持っていたのにもビックリ!)

30年前に「野生動物保護区」が出来たことで、
それまでの狩猟が出来なくなっただけでなく、
干ばつのため、畑の作物も収穫出来ないという深刻な食料不足の状態。
宮本さんは、“東京の1/3”と言いましたが、私には、それ以上に感じました。

“出された物は、(全部)食べる…自信無いなぁ~”と言っていましたが、
そんなレベルでは無かったのです。

東アフリカの乾燥地帯では、干ばつにより120万人以上が食料不足から難民に、
一方日本では、食糧自給率が低いにも関わらず、大量の食物が捨てられている、
考えさせられました。

宮本亜門さんのアイデアで、村人総出で、川の中州を広い共同の畑に開墾、
かつての狩猟民族が、農耕民族に移る過程を見た思いでした。
これも、時代の流れなのでしょうね。

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花火大会

昨夜は、花火大会がありました。

毎年、7月最終土曜日に行われている花火大会は、
戦没者の慰霊と平和への願いを込め始められたものですが、
今年は、その55回目、
午後7:00~9:00の間に、15,000本の花火が上がりました。

子供が小さかった頃は、夕飯を早めに済ませて、家族で出掛けましたが、
今では、そんな元気が無いのですよね。
徒歩15分位の距離というのに…

それでも、例年の如く、2階の窓から眺めていたのですが、
私の視線の先に位置するお宅の屋上で、電気が灯されて…
花火鑑賞にためなのでしょうが、最悪!

来年のことを言うと、誰かさんに笑われそうですが、
来年こそ、近くまで行こうかな…?

下の写真は、子供が撮ってきたのを拝借しました。
花火を見るには近くに限りますが、
写真を撮るなら、ある程度の距離が必要ですね。
(橋上部のアーチが写っています。)

2枚目は、チュール地製のバレリーナのチュチュ、
3枚目は、インスタントラーメン、
4枚目は、未確認飛行物体…
素人の、思いがけない面白さです。

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「フェリシティの初恋」 イライザおばさん

あぁー、赤ちゃんの時は可愛かったのに、
子供って成長すると変わるもんだね。

(久しぶりに会ったフェリシティの顔を見て…)

この子(セシリー)、死人を起こすような声を出してまだ生きてるよ。
でも不思議、どういう訳か、死神は私を除けて通ってるわ。

(セシリーは大叔母さんの耳が遠いと聞かされていたから。)

駆け回っても疲れなかったのは、それは昔のこと、
今や、あちこちガタがくる歳ですよ。

恨まないで、明日の朝には、感謝するわ。

(イライザ叔母さんに、強引に薬を飲まされたアレック、
キング家の主も、イライザ叔母さんには太刀打ち出来ない様子。)

女の気持は、ほっぺたの色に出るもんだよ。
・・・あたしも、あんな頬してた時があった。
相手は、ティモシー・コットン、父は『会ってはならん』て厳しく言ったけどね。
でも会わずにいられやしない。
そう、私って跳ねっ返りだったの。
ティモシーに会いたい気持は、誰にも止められなかったね。
(フェリシティの気持ちを誰よりも理解している。)

あっ、気を落とさないででよ。
いとこのマーティルの旦那も、うちを出たわ。
そうしたら、マーティルの憂鬱病がケロリ
…」
(フェリシティを連れ戻すため、家を飛び出して行ったアレックについて、
ジャネットに…これ、叔母さんの勘違い?それとも、ブラックユーモア?)

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ジャネットの母の妹のイライザ・ウォードは、とても毒舌家、
初めは「なんて嫌な年寄りなんだろう!」と思いましたが、
さすがは年の功、言っていることは的を射ているのですよ。

歯に衣着せぬ言い方はしても、実はいい人、そう、ヘティと同じタイプですね。
イライザ大叔母さんの事は「留守番は大混乱」でも話題に上がっていましたよね。

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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「君恋し」

最近、アメリカ人の演歌歌手のジェロさんが、「君恋し」をカバーされたそうですね。

私は、ジェロさんの歌を聴いたことが無いので、動画サイトで探してみたところ、
“「ジェロ」予告編”という動画の中で、「君恋し」を歌っていました。

歌は勿論のこと、声だけ聴いていると、外国人とは思えないほど日本語もお上手。
それに、とてもいいお声でした。

ところで、私達の世代にとって「君恋し」と言えば、やっぱり、フランク永井さん…
フランクさんといえば、何と言っても“低音の魅力”ですよね。

ただ、フランク永井さんが活躍されていた頃は、歌謡曲に関心が無かったので、
特に、気にもしていなかったのですが、
改めて聴いてみると、本当に魅力的な声だったんだなぁと、感動しました。

私は今まで、「君恋し」は、フランクさんのオリジナル曲と思っていたのですが、
実は、カバーだったのですね。目から鱗が落ちましたよ。

最初は、1928年(昭和3年)に、二村定一さんという浅草オペラ歌手が歌い、
大ヒットしたそうなのです。

♪ 宵闇せまれば 悩みは涯(はて)なし
  みだるる心に うつるは誰(た)が影
  君恋し 唇あせ
(褪せ)ねど
  涙はあふれて 今宵も更けゆ

~時雨 音羽(しぐれ おとわ)作詞、佐々 紅華(さっさ こうか)作曲~

シンプルで覚えやすいメロディーに加え、
歯切れの良い文語体の詩と、ムードたっぷりの魅惑の低音が心地よく耳に響き、
携帯電話もメールも無い時代に生きた人の、辛くやるせない想いが、
現代に生きる元乙女にも伝わり、心が揺れるのです。

ジェロさん、昔の曲を思い出させてくれて、どうもありがとうございました。

(フランク永井さんの「有楽町で逢いましょう」も、お洒落で素敵な曲ですよね。
フランクさんは、今頃、どこで何をされているのでしょうか…?)

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COOL JAPAN…記念日(Anniversary)

クールジャパン、「記念日」が今回のテーマでした。
日本には、国が定めた「祝日」以外、800もの「記念日」があるそうです。

例えば、4月11日が「ガッツポーズの日」というように、
まさに「毎日が記念日」なのです。

それだけ多くの「記念日」があっても、
大部分は、関わっている人達だけが知っているのでしょうが…
(番組も「日本記念日協会」に申請し、
7月31日が「クールジャパンの日」と認定されました。)

お店には、それぞれ「記念日」があるし、
「バレンタインデー」のチョコレートも、お菓子メーカーの考え出したこと。

でも、ノルウェーでは、宗教を商売に利用しないそうです。
日本では、殆どの「記念日」がビジネスに直結しているように思えます。

ところで、日本の「バレンタインデー」では、
プレゼント(チョコレート)を渡すのは、女性と相場が決まっていますが、
(お菓子メーカーが考えたこと…

確かにお菓子を色々選ぶのは、男性より女性の方が好きそうですね。)
外国人に言わせると、「バレンタインデー」に限らず、
“プレゼントするのは男性、貰うのは女性。”なのだそうです。

女性に財産が無かった頃の名残なのかも知れませんが、
この考え方って、随分、封建的ですよね。
明らかに逆差別ですし、自ら女性蔑視を招いているようにも感じました。
(日本の女性側が渡すというのも疑問ですが…)

お隣の韓国では、「バレンタインデー」、「ホワイトデー」だけでなく、
「ブラックデー」、「グリーンデー」もあるとか、
上には上があるものですね。

最後に紹介されたのは、今時のカップルに見られる「記念日」、
付き合いだした日を、「記念日」として毎月祝うとか…

結婚したカップルの場合、「結婚記念日」と「交際記念日」だけで、年に24回!
全く記念日を祝わない我が家にとっては、考えられないことです。
聴いただけでウンザリ…
「何年続くことやら」と思わずにはいられませんでしたね。

そして恒例のベスト・オブ・クールは、
お客さんの要望に応じて、「オリジナルケーキ」を作ってくれる、
「記念日のケーキ」でした。

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駄菓子屋 (4)

駄菓子屋さんには、お菓子以外でも色々売っていましたね。

擦ると煙が出る紙…
花などの可愛らしい絵柄の刺青シール…
(セメダインみたいな)チューブに入っているビニールの風船…
駄菓子屋さん版福袋のさぐり(中身はブロマイドや風船など)…
陶器製の水笛とか、15ゲームなんかもありましたね。

女の子用としては、
紙の着せ替え人形、ぬりえ、童謡歌手のブロマイド、おはじき、
あやとり用のひも、ガラスのルビーの指輪、万華鏡、
セルロイド製のキューピー、リリアンなどがありました。

当時の「リリアン」は、本体が木製で、ピンは5本、
糸は、白、ピンク、黄色、水色に染められていました。
星形に糸を掛けると、早く編めるのですが、
丸く掛けた方が編み目がふっくらして、断然きれい。
リリアンは編むことだけが目的で、編み上がったら用済みなんですよね。

男の子用には、ペッタン(メンコ)、カッチン玉(ビー玉)、地球コマ、
暗い所で光る小さなシャレコウベ、手作りクライダーキット、日光写真…

駄菓子屋さんで売られていた物の中には、
文房具屋やオモチャ屋にも置いてありましたね。

遠い昔を懐かしむのは、未来に夢が持てない表れでしょうか…
でも世の中には、70歳を過ぎてから、絵筆を取った人もいるのですからね。
勧めた息子夫婦も立派ですが、
描き出した人(丸木スマ)は、もっと凄いですね。

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『ネバーランド』

先日放送の『ネバーランド』(2004)の録画を観ました。

新作が不評で、落ち込んでいた劇作家のジェームス・バリー(ジョニー・デップ)は、
公園で、美しい母(シルヴィア)と、4人の兄弟のデイヴィズ一家に出会いました。

無邪気な兄弟達とは違い、
三男のピーター(フレディ・ハイモア)は感受性の強い少年で、
彼からインスピレーションを受け、「ピーター・パン」が誕生したのでした。

デイヴィズ一家との出会いによって、名作は生まれたけれど、
成功と引き替えに、妻(メアリー)との別れが待っていたのですね。

一家と交流を持つ夫を、妻として、寂しく許せない気持ちは理解できますが、
知り合う以前から、夫婦の関係は深刻だった訳ですから、
別れは、必然的な結果だったのでしょうね。

時にはファンタジー、時にはシリアスなハートウォーミングな作品でした。
ジャームス役のジョニー・デップも勿論素敵でしたが、
彼にしては普通過ぎ、役不足にも感じましたね。

また、シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)が不治の病に冒された人には見えなくて、
メアリー役の女優さんと入れ替わった方が良かったのでは、と思いましたね。

シルヴィアの母親役は、『ドクトル・ジバゴ』(1965)のラーラ役のジュリー・クリスティ、
過ぎ去った時間の長さを、思わずにはいられませんでした。

「ピーターパン」と言うと、ロビン・ウィリアムズ主演の『フック』(1991)を
思い出します。
こちらにも、ダスティン・ホフマン(フック船長)が出ていましたが、
『フック』は、とても楽しい作品でしたね。

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ウルルン2008…フレンチポリネシア、タヒチ

月曜日の恒例、ウルルンの録画を見ました。

昨晩は、梅雨明けにピッタリな「タヒチアンダンス」、
旅人は、17歳の女優、福田沙紀さん。

タヒチアンダンスのトップチーム「レ・グランバレー」の練習場に到着した福田さん、
まずは、ダンスのレベルを見せることになり、
練習着に着替えようと取り出したのは、「フラダンス」(ハワイ)用の物だったから、
すかさずストップが…事前に教えてあげる人がいなかったのね。

福田沙紀さんのダンスを見た女性達は「まだ硬い。かなりの練習が必要…」、
(確かに、チームの人達の腰の動かし方は超人的でしたが。)
でも、男性と言えば、「すごく可愛い…」と…どこも同じですよね。

ホームステイ先は、チームの最年少、15歳のマレバさんの家、
マレバさんの練習には両親が見守り、往復3時間の道程も送り迎えしている。
ご両親から温かくサボートされてるマレバさんは、幸せですね。

マレバさんは、15歳とは思えないほど大人っぽく、
凛とした風格がありながら、少女の恥じらいを失っていない女性でした。

それにしても、マレバさんやご両親もそうですが、
ダンサーの人達の魅力的な事と言ったら…さすがトップチームですね。

タヒチアンダンスというと、激しい踊り(オテア)しか知らなかったのですが、
スローテンポな踊り(アパリマ)もあったのですね。

ショーの前日、振り付けと演出のロレンゾさんが言った言葉、
「他の人と違っていても(下手でも)、気にしないで、
“踊っている自分は誰よりも幸せ”と、心を込めて踊ること。」
これ、指導者として素晴らしい言葉だと思いました。

番組の最後、マレバさんとお父さんのエレックさんが登場しました。
放送日(収録日)に再会した事って、再会スペシャル以外では無かったような?

“パレオの紐はしっかり締めて!お尻や胸が見えたら大変!”

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「フェリシティの初恋」 ジャネット

あの年頃の女の子って、すぐ空想したり、憧れたりするの。
ごく普通だわ。

セーラやフェリックスが子供っぽく感じ始めたフェリシティは、
偶然出会った青年デビッドに片思いしてしまい、
クリケットの試合では、デビッドのいる敵チームを応援する…

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また、デビッドに会うため、アレックに禁じられている、
ホテルのダンスパーティー会場へ行って、大失敗をしてしまう。

娘の振る舞いに、呆れ、怒るアレックに対し、
母親のジャネットは、さすが!経験者だからこそ言える言葉ですね。

初恋に破れ、傷つくフェリシティを目の当たりにしたセーラは、
アレックに、こんな名言(迷言?)を…
悲しいことが多くなるなら、大人になりたくないわ。だって損じゃない。

(6月18日の「フェリシティとガス(1)」を参考)

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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梅雨明けは?

梅雨明けはいつなの…?
もう夏休みになったのに、すっきりしない空模様が続いています。
明けた地方もありますが、私の所は、まだのよう…でも、そろそろでしょね。

“梅雨と言えば、6月”と思うけれど、
実際は、7月になってから本格的に降っているみたい。
やはり、日本の季節は、旧暦通りなのですね。

早く、カラッとしてくれないかな…
でも、いざ梅雨明けしたら、暑さのあまり、“雨の方がまし!”と思うのですよね。
人間(私)て、勝手ですね。

日本は、四季があることでの楽しみもありますが、
四季があるから、尚更、1年が早く感じられるとも言えますね。

季節ごとに、衣類だけでなく、寝具、カーテン…それに、壁紙も変えて、
と言っても、パソコンの壁紙ですが…

いつもは、気に入った絵画(印象派だったり、ちひろさんだったり…)ですが、
暑い時期だけは、とびきり涼しげな“氷河”の写真を拡大にしています。

指一本で出来る、とっても簡単な模様替えです。
(Googleで「Iceberg」又は「氷河」と画像検索すると見付かります。)

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ターシャ・テューダー 後日談

ターシャさんの事を知った時、“高齢の母には報せない、報せられない。”
と、先月ブログに書きましたが、
先ほど実家の母から電話があり、曰く、
「お父さんが『お花を造ってるアメリカのお婆さんが亡くなったって』
と言ってたけれど、知ってた?
テレビで(追悼番組)やったようだけど、(どこで放送したのか判らなくて)
見られなかった…?」

私が
「ハイビジョン放送だから…前に何度も放送したのと同じだった。」
と言うと、
「やっぱりね、そうだと思った。今、忙しいでしょ?じゃ~ね。」
と一方的に切ってしまった。
その間、わずか1分ほど…

90歳と85歳の両親の神経が、私より逞しくて、ちょっと嬉しく、安心しました。
さすが戦争体験者、人の死をも超越してるのでしょうか。
(戦争体験は関係無いとは解ってます。)

それにしても、絵のことは言わず、
“お花を造ってるアメリカのお婆さん”って…密かに笑ってしまいました。

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“夢”…続き

もう一つ、私が子供の頃からよく見る「夢」に、“海”の夢があります。

真っ青でキラキラ輝いている海、
群青色で波がうねっている海、
空の色と同じに、水面も灰色の海や嵐の海…

静かだったり、荒々しかったりと、海の姿は様々ですが、
決まって、飲み込もうとするかのように、私に迫って来るのです。

「これは夢、また海の夢を見てしまった!」と気付くこともあるけれど、
それでも、恐怖感が和らぐことは無く、視界から消そうと、両手で顔を覆うのです。

あまりの恐ろしさに、うなされた事もしばしば…
“海の夢”を見てしまう時は、体調が優れない時なのです。

でも、実際に海を見た時は、癒され、畏敬の念が湧いてくることはあっても、
恐怖感を覚える事は無いのです。

不思議ですね。

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人間は誰でも、夢(睡眠時の)を見るでしょう。
もしかしたら、動物だって夢を見ているかも知れません。

“夢は、全く見ない。”という人もいるけれど、
実際は見ているのに、“ただ忘れてしまっているだけ”と聞いたことがあります。

私はよく夢を見ます。
中でも、子供の頃から頻繁に見る夢に、「迷子になる夢」があります。
「迷子」と言うより、正確には、「帰宅出来なくなってしまう夢」なのですが…

ほんのちょっと出掛けただけなのに、知っているはずの道も町の様子も、
何故かいつもとは違っていて、いつの間にか自分が異邦人になっているのです。

家に電話をしようにも、公衆電話は見付からず(夢では携帯電話が無い世界)、
ようやく見つかっても、ダイヤルが無かったり、番号が思い出せなかったりで、
どうしても掛けられない…

“一体、ここはどこ…?”と、手がかりを探すと、
決まって、国内ではあるけれど、簡単には帰れない距離なのです。
どうにか駅に辿り着いても、列車は1日に1~2本…

ただ私は子供の頃から、夢の中で、“これは夢、だって○○が実際と違う…”
と気付く事が多いから良いのですが、
気付かない時は、まさに“サスペンス”状態、その不安と言ったらありません。
目覚めた時に、“夢で良かった!”と、ホッとするのです。

「夢」には、「お告げ」や「夢占い」、「夢判断」などの考え方がありますが、
「占い」を信じていない私にとって、フロイトにしてもそうですが、
何だか、あまりに非科学的に思えて、到底、納得出来ないのですよね。
むしろ、「病気の兆候」としたアリストテレスの説の方が肯けます。

ちなみに、夢判断によれば、「迷子」は「母親との分離不安」で、
原初的不安感の表れだとか。

「帰宅出来ない夢」、実は昨夜も見たのです…

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激流中国「告発せよ 摘発せよ …環境破壊との闘い」

NHKスペシャル、
いつも興味深く見ていた“激流中国”も、ついに最終回となりましたが、
今回のタイトルは、「告発せよ、摘発せよ~環境破壊との闘い~」でした。

農村部では、工場やダム建設によって自然は破壊され、
豊かになるとの口車に乗せられた農民達は、先祖代々の土地を手放す…
住居の代わりとして、集合住宅の一室が与えられても、
土地を奪われた農民たちに仕事は無く、ゴミを拾う毎日…

都市部の杭州市では、住民からの通報をもとに、
環境保護局の捜査官が、汚染企業の摘発を行っている。

地区の捜査官と企業は癒着しているため、
有毒物質の撒き散らしや垂れ流しは、一向に無くならないとか…
その数は、杭州市だけでも数万もあり、
中国での環境汚染による死亡数は、年間30万人以上にもなるそうです。

環境保護より、経済成長が優先され、
いつの世も、弱者が犠牲者となって、土地を奪われ、仕事を失い、健康を害し、
やがては命も奪われてしまうとは…

しかし、公害は中国の専売特許では無いのです。
足尾鉱毒、イタイイタイ病、水俣病…「ロンドンの霧」だって公害。
現在も公害は無くなっていないでしょう。

“有毒物質を、散々まき散らしてきた先進国のツケを、
開発途上国が払うのは納得できない。”という考え方にも一理あります。
難しい問題です。

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ウルルン2008…モンゴル、ウランバートル

昨夜のウルルンは、モンゴル、ウランバートルにある、国立サーカスが舞台。
モンゴル国立サーカスのレベルは、世界でもトップクラスとのことですが、
最近では、娯楽の種類が増えた為、お客さんは減少。

モンゴル出身のお相撲さんが、日本の角界で活躍しているということで、
日本の有名タレントが、モンゴルのサーカスへ…
向かったのは、お笑い芸人「品川庄司」の庄司智春さん。

庄司さんと言えば筋肉、運動神経も抜群とか。
それでも、乗馬の経験の無い人にとって、いきなりの曲乗りは難しいはず。
しかも、腰痛があるそうで、さぞかし辛かったことでしょうね。

相棒の馬に名前を付けるよう言われた庄司さんは、「トクミツ」に…
(「シナガワ」にするのでは?…と、ドキドキしてしまいましたよ。まさかネ。)

サーカスのコーチであるボルドーさんに厳しく指導され、
本番では見事に成功…さすが!筋肉はダテじゃなかったですね。

モンゴルと言えば大草原にゲル、そんなイメージが強かったのですが、
ウランバートルは、想像以上の都会だったから驚きました。

ところで、いつもナレーションでは、「一週間」と言っているけれど、
私には、3~4日位に思えてなりません。
今回の庄司さんも、「数日間」と言っていたし、
ボルドーさんも、盛んに「時間が無いから…」と言ってましたよね。

別れの時、ホームステイ先でもあった、ボルドーさんの奥様が、
「きっと帰って来て…」みたいなことを言っていましたが、
番組は終了する訳で、その感動的な言葉も空しく響きました。
プライベートで行けば別ですが…

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「パパの死」 アレック

そりゃ、あの時は怒ったよ。
だけど、叔父さんは、フェリックスだって怒る。
悪いことすればね。あの子を愛してるからだ。
もちろんセーラも愛してる

セーラ、君がお父さんのこと思ってる限り、
お父さんは君の心の中に生き続けるんだ。
」(アレック)

伯父さん、ありがとう。でも、誰もパパにはなれないの。」(セーラ)

建国記念日用の花火が駄目になったのは、フェリックスのせいなのに、
アレックから叱られたセーラは、嫌われてしまったと誤解し、
父が待つモントリオールの家に、帰る決心をします。

ヘティ伯母さんに付き添われ、一旦はモントリオールに帰ったセーラでしたが、
父親の事故死で、アボンリーに戻ってきました。

サーカスのインチキ占い師から、“父と霊と話が出来る”と言われたセーラは、
身代金目的で誘拐されてしまう…
セーラを命がけで救出してくれたのは、アレック伯父さんでした。

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<第2シリーズ>
第14話「パパの死」(Sara's Homecoming)より

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「パパの死」 ヘティ

人生には、辛いことも多いの。
でも、逃げないで立ち向かわなきゃ。
時が傷を癒すわ。
力になりたいの。」 

ブレア・スタンリーの事件も解決し、
モントリオールに帰る事になったセーラを、送り届けるヘティ伯母さん…
でも、父親との再会の喜びも束の間、ブレアはあっけなく事故死してしまいます。

父の亡骸と共に、アボンリーに戻ったセーラとヘティ伯母さん、
それに養育係のルイザ…

父を亡くしたセーラに、いとこのフェリシティ達も、
掛ける言葉さえ見付からないのでした。

ブレアは、アボンリーに眠る妻ルースの傍らで、永遠の眠りにつきました。

私にも経験がありますが、
時が傷を癒す”…結局、これしか解決法は無い様に思えます。

それにしても、余りにもあっけない死!

(原作(の一つ)『ストーリー・ガール』では、
セーラは、絵描きの父親ブレア・スタンリーが、フランスに行っているために、
アボンリーで暮らしていたのですが…)

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<第2シリーズ>
第14話「パパの死」(Sara's Homecoming)より

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「町の消防団」

火事騒ぎが起ったことから、消防団を結成することになったアボンリー。
美しい町を守りたいと、消防団に志願したガスは、
“灯台から町が一望出来る”ということで、アレックから「見張り番」を任命されました。

確かに灯台は、見張りには打って付けですよね。
でも、「見張り番」って、四六時中見張っていなければならないのでは…?

ガスは灯台で暮らしていても、ホテルで働いているし、
まだ、学校にだって通っているのですからね…

それはともかく、この時のガスとフェリシティの会話が可笑しかったです。
アレックの目線にも表れていました。

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Gus     「俺、火事の見張り番になるんだ。」
Felicity「危なくないの?」
Gus     「う~ん、平気さ。
          だって、灯台から見張ってて、火事が見えたら、鐘、鳴らすだけだし…」
Felicity「大事な仕事を任されたのね。町のみんなの安全を守るんだもの。」
Gus     「そうか、よく考えてなかったけど。」
Felicity「あなたなら大丈夫よ。きっと、立派に務まるわ。」

<第4シリーズ>
第45話「町の消防団」(Boys Will Be Boys)より 

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COOL JAPAN…スイーツ(Sweets)

昨夜のテーマは、日本のスイーツ(sweets)。
と言うことは、和菓子なの?と思えば、さにあらず。
唯一、和菓子では、飴細工が紹介されましたが…

いながらにして、世界各国のスイーツが味わえる国、日本。
町のケーキ屋さんにしても、
デパ地下の洋菓子店や、レストランのケーキバイキングにしても、
とにかく種類が豊富で、一つ一つが小さく、見た目が美しいだけでなく、
味も繊細で申し分ない日本のスイーツ…

その上、衛生的で、販売員の知識もサービスも完璧!
箱に入れるのは勿論のこと、仕切りや保冷剤を入れることも当たり前…
でもこれ、日本以外では無いそうなのです。

あまりに種類の多いケーキに驚いたフランスの女性が、
“フランス人のパティシエが、大勢来ているのでは?”
みたいな事を言っていましたが、違いますよ。
全てとは言いませんが、日本人のパティシエが作っているのですよ。
日本の職人(パティシエ)さんは、さすがですね。

チョコ・スティック菓子(ポッキーのこと。NHKですから。)は、
外国でも売られているそうで、
フランスの女性は、“フランスのお菓子と思っていた。”と…

販売する国に適したパッケージや味など、研究を重ねているからこそ
世界中でヒットしているのでしょう。

最後に紹介されたのは、
「和バサミ」だけを使って作りあげる「あめ細工」、
この道45年の飴細工師、青木喜さんの技は、
さすがの外国人も驚嘆するほど見事なものでした。

私は日本人なのに(いい歳なのに、)一度も、生で見たことが無いのです。
様々な形を作る「べっこう飴細工」なら、子供の頃に見ましたが…

今回は、取り上げられたもの全てが絶賛され、私も嬉しかったです。
そして、ベスト・オブ・クールは、チョコスティック菓子でした。

最近、番組のHPがリニューアルされましたね。
http://www.nhk.or.jp/cooljapan/

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「ウルルン滞在記」が終了!

13年間、楽しみに見てきた「世界ウルルン滞在記」が、
今秋をもって終了するそうなのです。

番組が、「ウルルン・ルネサンス」から「ウルルン2008」に変わった時、
本来の静けさを取り戻した感はありましたが、
なぜか、“この番組の終焉は近いのでは…?”とも感じていました。
でも、まさか、それから半年で終わってしまうだなんて…

“13年で一つの区切りをつけることに…”みたいな事が書かれてありましたが、
区切りとしては、中途半端にも思えるのですが…

もう、飽きてしまったのでしょうか?それとも、疲れてしまったのでしょうか?
いくらなんでも、それはないでしょうけど、
やっぱり、“視聴率”なんでしょうね。

リニューアルしなければ…下條アトムさんが続けらえていれば…
などと言っても、仕方ない事ですね。

逢うは別れの始め、番組はいつかは終わるもの、と解ってはいても、
もう見られないと思うと、寂しいものですね。

せめて、「再会スペシャル」だけでも、放送してくれたなら嬉しいけれど、
それに、第1回目からの再放送もして欲しいけれど、
民放ですから、叶わぬ望みなのでしょうね。

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駄菓子屋 (3)

私が暮らしていた地方独特なのかも知れませんが、
駄菓子屋さんには、「お好み焼き」や「おでん」をやっているところもありました。

「お好み焼き」と言っても、具は、千切りキャベツ、小口切りの細ネギ、
揚げ玉、千切りの紅ショウガなど、ごくシンプルなものでしたね。

カップに入って運ばれて来る材料に、家から持って行った生卵を加えて、
四角の鉄板の上で、各々が思い思いに焼いてから、
ソースや青のり、おかかを掛けて食すのですが、
当時は、マヨネーズをかける事は無かったですね。
(勿論、マヨネーズはありましたよ。)
ひっくり返す時は大きなコテ、食べる時は小さなコテでしたね。

「おでん」もシンプルで、ジャガイモ、コンニャク、練り製品、ゆで卵など…
後で金額が判るように、マジックで印がされてある竹串に刺さっていましたね。

取り上げた「おでん」は、まず、味噌ダレの中に浸けてから、
おかかや青のりを振りかけて、お口の中へ…
ジャガイモは、落ちやすいので注意しないとね。

私の子供の頃は、「お好み焼き」も「おでん」も、子供達のおやつでした。
今もそうなのかと言えば…駄菓子屋さん自体が無いのですから…。

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ウルルン2008…エジプト、シーワオワシス

先週は忘れてしまったけれど、昨夜のウルルンは、しっかり録画。
クレオパトラが愛した温泉に入りたいと、
川村ゆきえさんが、エジプトのシーワオワシスを目指しました。

ホームステイ先は、バヒディン村のアハメドさん宅。
アハメドさんにはアイーシャさん(17歳)という娘さんがいましたが、
イスラムの教えに従い、女性達は黒いベールに覆われて表情が判らない。

でも、素顔のアイーシャさんは、優しくスタッフを気遣うだけでなく、
向学心に燃える健気な女性でした。

イスラムの社会では、男性が絶対的な権力を持っているかと思いきや、
お父さんのアハメドさんは、家族の女性陣には、頭が上がらないご様子…

アハメドさんの優しさが、時として妻にジェラシーを抱かせてしまったのですが、
確かに、言動の端々に、不純なものが滲み出ていましたね。

“父親は娘のためなら、自分の目を上げてもいい。”と言う彼、
涙を流し、“寂しくて辛い。ここに残していって…”とも。

“父親として”は、自分自身に言い聞かせていたようにも思えて、
番組スタッフが帰ってからのご夫婦が、ちょっと心配にも・・・

“幸せな時間をありがとう。”と言った川村さんに、
“あなたより、私達の方が幸せだた。”と語ったアイーシャさん、
進学の夢が叶えられたのでしょうか…とても気になります。
彼女の喜びの表情を、再会スペシャルで是非見たいと思いました。

それにしても、息子さん達との交流の場面が無かったですよね。

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紙石鹸

「紙石鹸」と言っても、紙の石鹸ではないですよ。
そんなこと、当たり前ですね。

昔、大抵の女の子達は、「紙せっけん」を持っていました。
つまり携帯用ハンドソープですね。

見た目は、下敷きを名刺より小さくした感じで、
いい匂いがして、色は、赤、緑、黄などあって、友達と交換し合ったりしましたね。

でも油断すると、石鹸同士が、くっ付いてしまうので、
水分にはご用心…
ただ、どんな容器に入っていたのかは、記憶がないのですね。

ネットで調べてみたところ、今でも紙石鹸は売られていましたが、
昔の感じとは、ちょっと違いました。

何か安っぽいと言うか、オモチャぽいというか…
色も、一色しかないみたいでした。

色のせいなのか、ビニールケースだからなのか…?
いえ、きっと、今の私の年齢がそう感じさせていたのでしょう。

ところで今は、ハンカチすら持たない女性もいるのだとか…
ハンカチが無くても、困らない時代なのでしょうね。

以前は、刺繍入りなどの女の子らしいものや、大判で実用的なものなど、
3枚位はバッグに入っていましたが…

写真は、市販のハンカチの周囲を小さくカットして、レースの縁飾りを施したもの。
遙か昔の手作りです。

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『若草物語』(1964)

昨日放送していた『若草物語』(1964)、
またしても、懐かしいという理由だけで見てしまいました。

出演は、
芦川いづみ(長女・早苗)、浅丘ルリ子(次女・由紀)、吉永小百合(三女・しずか)、
和泉雅子(四女・ちえこ)、四姉妹の父親役は伊藤雄之助、
男性陣は、浜田光夫、山内賢、和田浩二、他に田代みどりなど。

オルコットの「若草物語」とは関係無く、四姉妹だから『若草物語』のなのですが、
内気で芯の強い三女しずかは、三女・ベスに似ているような気がしました。

結婚して東京で暮らしている長女を頼って、大阪から家出した三人の妹達、
由紀としずかはデパート・ガールに、
不採用となったチエコは、高給にひかれアルサロに勤めます。
(アルコール・サロンのことでしょうか?)

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「上流社会」

成績が優秀なフェリシティは、
キングズポート女子大学の特待生の試験を受けることになりました。

フェリシティは、セーラにドレスを貸してもらっただけでなく、
セーラの境遇まで借りてしまったのです。
(フリル付きのドレス、私のお気に入りってセーラは言ったけれど、
第25話「ある母の愛」でフェリシティが着てたはずなのに…)

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フェリシティが上流社会に憧れていることを知ったガスは、
セーラから、紳士のマナーを必死で学びます。
フェリシティに相応しい男性になろうと努力するガスがいじらしいです。

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試験が優秀だったフェリシティは、両親と共に第二次面接を受けることになり、
苦悩するフェリシティ…
彼女は教授に詫び、特待生を辞退しました。

ラスト、厨房の隅で食事をするガスとフェリシティ…二人の会話が素敵でした。

Felicity 「あなたに、あんなひどいことして、本当にごめんなさい。」
Gus     「大学のことは、残念だったな。行きたがっていたのに。」
Felicity 「もっと大事なものがあるって、分かったの。」

<第3シリーズ>
第38話「上流社会」( High Society)より

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COOL JAPAN…しつけ(Discipling)

今夜のクール・ジャパンのテーマは、「日本のしつけ」。
子供のしつけ、大人のしつけ、先輩後輩のしつけが取り上げられました。

小学校での給食当番や、掃除や係などの役割分担に対しては、
アジア人と欧米人とでは、意見が分かれてましたが、予想通りです。

子供のしつけは、本来、家庭で行うものですが、
それが出来ないから、学校に頼らざるを得ないのでしょう。
最近では、モンスターペアレントも出没しているようで、教師も大変ですね。

日大の殺陣同志会における、先輩後輩の関係を取材していましたが、
はっきり言って、スタジオの反応は凍っていました。

あの人達が、日本の先輩後輩像と、外国人に思い込ませたとしたら、
間違った知識を、植え付けてしまったことになると思います。
あくまで特別、あまりにも極端過ぎますよ。

最近では、親にも、教師にも、友達感覚で接する若者が多いそうですね。
決して悪い事とは思いませんが、
社会では通用しない事を知って置いた方がいいですね。

敬語、謙譲語、丁寧語、礼儀作法、立ち居振る舞い…封建時代の名残でしょうか。
日本人でも難しいです。

司会者の、“日本のしつけはクール…?”の質問に、
頷かなかった皆さん。無理もないです。
ナレーションも、いつもと違って「…クールでしたか?」になっていました。

ところで、最近、HPがリニューアルされました。
以前は酷かった…

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『赤い蕾と白い花』

BS2で、吉永小百合さんの映画、『白い蕾と赤い花』(1962)を放送していました。

この映画は、石坂洋次郎原作の小説『寒い朝』の映画化なのですが、
タイトルが違うのは、日活の重役が、
「封切りが6月なのに、『寒い朝』ではおかしい」と言ったからと、
吉永さんの著書にありました。
タイトルが変えられたことは、吉永さんにとって残念だったとか。

当時、吉永さんも相手役の浜田光夫さんも、高校生だったから、
本当に可愛らしくて、元気溌剌でしたね。

ストーリーは、高校生の岩淵とみ子(吉永)と、三輪重夫(浜田)が、
お互いの母親(高峰三枝子)と、父親(金子信雄)を仲良くさせようと企てるのですが、
いざ仲良くなると反発し、書き置きを残して、強引に重夫を誘って家出してしまう…

映画の中のお二人は、よく食べ、そして走っていましたね。

とみ子の衣装が、可愛くて上品でした。
チェックのジャンパースカートもお洒落だったのですが、
あれは制服だったのでしょうか?

衣装と言えば、高峰三枝子さんが着ていたブラウスの襟に、
ドーランらしい色が付いていましたが、昔の映画って、よくありますよね。

とみ子のお祖母さん役で、北林谷栄さんが出ていたのですが、
設定では68歳・・・当時のお祖母さんは老けていたのですね。
お肌はツルツルなのに、格好が現在とは違うからですね。
今は、お肌は年相応でも、服装が若いのですよ。

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「ヘティの求婚者」

第37話「ヘティの求婚者」のメインはヘティですが、
フェリシティとガスも忘れられない存在でした。

スケート・パーティーが近づいているというのに、
誘ってくれようとしないガスに、やきもきするフェリシティ…

ガスから、“スケート靴を持ってない。”と聞いたセーラは、
アレックのスケート靴を貸したのでしたが、
一度も滑ったことが無いのに、練習しなくても大丈夫と言うガス…

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スケート・パーティーの当日、ガスは、フェリシティや町の人達の前で、
無様な姿を見せてしまいました。

ラスト近くの、二人っきりの場面が微笑ましかったですね。

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<第3シリーズ>
第37話「ヘティの求婚者」(The Calamitous Courting of Hetty King)より

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