「フェリシティの初恋」 イライザおばさん
「あぁー、赤ちゃんの時は可愛かったのに、
子供って成長すると変わるもんだね。」
(久しぶりに会ったフェリシティの顔を見て…)
「この子(セシリー)、死人を起こすような声を出して…まだ生きてるよ。
でも不思議、どういう訳か、死神は私を除けて通ってるわ。」
(セシリーは大叔母さんの耳が遠いと聞かされていたから。)
「駆け回っても疲れなかったのは、それは昔のこと、
今や、あちこちガタがくる歳ですよ。
恨まないで、明日の朝には、感謝するわ。」
(イライザ叔母さんに、強引に薬を飲まされたアレック、
キング家の主も、イライザ叔母さんには太刀打ち出来ない様子。)
「女の気持は、ほっぺたの色に出るもんだよ。
・・・あたしも、あんな頬してた時があった。
相手は、ティモシー・コットン、父は『会ってはならん』て厳しく言ったけどね。
でも会わずにいられやしない。
そう、私って跳ねっ返りだったの。
ティモシーに会いたい気持は、誰にも止められなかったね。」
(フェリシティの気持ちを誰よりも理解している。)
「あっ、気を落とさないででよ。
いとこのマーティルの旦那も、うちを出たわ。
そうしたら、マーティルの憂鬱病がケロリ…」
(フェリシティを連れ戻すため、家を飛び出して行ったアレックについて、
ジャネットに…これ、叔母さんの勘違い?それとも、ブラックユーモア?)
ジャネットの母の妹のイライザ・ウォードは、とても毒舌家、
初めは「なんて嫌な年寄りなんだろう!」と思いましたが、
さすがは年の功、言っていることは的を射ているのですよ。
歯に衣着せぬ言い方はしても、実はいい人、そう、ヘティと同じタイプですね。
イライザ大叔母さんの事は「留守番は大混乱」でも話題に上がっていましたよね。
<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より
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