オリビア叔母さんの求婚者
「オリビア叔母さんの求婚者」と言っても、
ジャスパー・デールの事ではありませし、
オリビア叔母さんと言っても、
セーラ達の叔母さんの、オリビア・キングでもありません。
これアン・シリーズ、『アンの友達(原題 Chronicles of Avonlea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の中のお話のことです。
内容の方は、
「アボンリーへの道」の「アビゲールの求婚者」と、とてもよく似ていて、
求婚者の名前も、同じマルコムです。
それぞれの原題は、「オリビア叔母さんの求婚者」が、Aunt Olivia's Beau、
「アビゲールの求婚者」が Aunt Abigale's Beauと、名前が違うだけです。
ところで、『アンの友達』には、「ロイド老淑女」というお話もありますが、
「アボンリーへの道」の「心にひびく歌声」とソックリです。
それもそのはず、「心にひびく歌声」の原題は、
「ロイド老淑女」と同じ、Old Lady Llnydなのですから…
<第3シリーズ>
第27話「オリビアの結婚」でのオリビア叔母さんのウエディングドレス姿。
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コメント
「留守番は大混乱」ですね!
私も大好きで、blog記事でも何度か書きました。
ラストの、セーラとフェリシティが仲直りする場面は感動的でしたね。
「黄金の道」、上巻が2冊だなんて、とんだ災難でしたね。
下巻は、まだ読まれてないのですか?
本屋さんがもう無くても、責任はむしろ出版社の方なのですから、
篠崎書林に問い合わせしてみたら如何でしょうか?
投稿: Michi | 2008年10月 8日 (水) 22:15
こんにちはremon
です。
知っているとは思いますが・・・
わたしのお気に入りのお話の中で
子どもたちが留守番をする回があります。
フェリックスが毒いちごを食べたり
たずねてきたおばさんが耳の遠いイライザおばさんと
信じて,子どもたちが四苦八苦?したりするお話です。
そのお話が
「黄金の道」の中に乗っているのを見つけたとき
大喜びしてしまいました!!!
ちなみに「黄金の道」は2冊持っているのですが・・・
なんと下巻をひらくと中が上巻だったという
ハプニングがありました!!!
その本屋さんはつぶれてすぐになくなってしまい・・・
結局手元に上巻と,下巻の表紙がついた上巻2冊が
手元に残っています!!
そのほかいろいろなお話のもとが,モンゴメリの作品に
あるのでしょうね。
それを探すのもとても面白そうです。
投稿: remon | 2008年10月 8日 (水) 20:35